




衆院選での必勝を誓った1区立候補予定者の事務所開き。支持者の熱気があふれた=18日、新潟市
麻生太郎首相が解散総選挙を表明してから最初の土曜日となった18日、国会から帰郷した本県選出の「センセイ」たちは早速選挙区に散り、臨戦態勢に入った。投開票予定日とされる8月30日まで40日余り。長丁場の戦いに立候補予定者は「いよいよ決戦の時がきた」「政治を変える選挙に」などと気合を入れた。
「今回の総選挙は政権選択選挙。武者震いに似たものを感じる」
18日午後、新潟市内で事務所開きを行った1区現職は声を上ずらせた。集まった約80人を前に「絶対に負けられない選挙」と訴え、支持者一人一人とがっちりと握手を交わしながら、支援を呼び掛けた。支持者の一人は「まだまだこれから。支持の輪を広げていきたい」と気を引き締めた。
各地で開かれたイベントなどに参加し、現職の存在感をアピールする議員もいた。
1区現職は同日朝、オープンしたばかりの県立野球場「ハードオフ・エコスタジアム」(同市中央区)で行われた学童軟式野球大会開会式に出席。スタンドに詰め掛けた親らに「新装なったこの野球場で、みなさんとお会いできてうれしい」などと声を掛けた。
3区の現職は村上市で開かれた日東道中条IC-荒川胎内IC間の開通式であいさつ。地域の悲願となっている日東道の全通に向けて「より一層、精進努力を続けていきたい」と強調した。
一方、待ちに待った衆院選となった3区の新人は阿賀町で、約500人規模の決起集会を開催。国会議員の世襲や年金制度の欠陥などを批判し「新潟が変われば日本が変わる」と声を張り上げた。
他の選挙区でも現職、新人が入り交じり、前哨戦の口火を切った。
スーパー前などで演説した現職は「経済対策の効果が出て、明るい兆しが見え始めてきた」などと与党の実績をアピール。別の現職は支持者回りを徹底し、長期戦に備え支持固めに力を入れた。
選挙スタッフがイメージカラーの黄色い上着を着用し、早くも選挙本番といった様相の陣営も。住宅街で演説に立った現職は「いよいよ決戦の夏が来た」とマイクを持つ手に力を込めた。
若さを売りにする新人は40カ所で精力的に街頭演説。高齢者の多い農村部をこまめに回り、「若い力と行動力で古い政治を変えていきたい」と繰り返した。
2009年07月19日