




夏の日差しを受け、熱い戦いの火ぶたが切られた衆院選。政権選択を問う候補の第一声に有権者の拍手がわいた=18日午前8時30分すぎ、新潟市中央区のJR新潟駅前
第45回衆院選挙が18日、公示された。政権選択を最大の争点に、30日の投開票に向けて12日間の選挙戦の幕が開けた。県内では、6小選挙区に前回より4人多い23人が立候補を届け出た。初めて全小選挙区で自民と民主がぶつかり合う政権選択の構図に共産、社民が絡んで、激戦は必至だ。
県内小選挙区候補の内訳は前職9人、新人14人。政党別では自民、民主が各6で、全小選挙区に立候補した。共産は1区と6区に立候補。前回5選挙区で民主と連携した社民は2人を立て、2区と5区で民主と競合した。諸派の幸福実現は6。
比例代表北陸信越ブロック(定数11)の本県関係では、比例単独で自民、公明、幸福実現が各1人を名簿掲載。小選挙区との重複は、民主の5人と社民の2人が名簿1位掲載。自民の6人は2位、共産の1人は3位。
小選挙区立候補の届け出受け付けは18日午前8時半から、1~5区は県庁講堂、6区は県上越地域振興局で始まった。各陣営は届け出順が決定すると、選挙事務所前などで第一声を上げた。
■県内小選挙区立候補者■(敬称略)
【1区】
西村 智奈美(にしむら・ちなみ)42☆政党役員 民前(2)(推薦・国)
武田 勝利(たけだ・かつとし)45☆政党役員 共新
松本 弘司(まつもと・こうじ)49 団体職員 諸新
吉田 六左エ門(よしだ・ろくざえもん)69☆選挙区支部長 自伊前(3)(推薦・公、改)
・西村は3期連続当選を目指す。武田は比例議席の確保に重点を置く。前回比例復活の吉田は背水の陣。松本は消費税廃止などを主張。
【2区】
米山 昇(よねやま・のぼる)57☆無職 社新
近藤 基彦(こんどう・もとひこ)55☆農水副大臣 自古前(3)(推薦・公、改)
鷲尾 英一郎(わしお・えいいちろう)32☆公認会計士 民前(1)(推薦・国)
菅原 智(すがわら・さとし)49 宗教法人職員 諸新
・米山は平和と脱原発で独自色を出す。近藤は自民を基盤に組織固めを図る。鷲尾は後援会を軸に若さをアピール。菅原は国防に力点。
【3区】
富川 将充(とみかわ・まさみつ)36 宗教法人職員 諸新
稲葉 大和(いなば・やまと)65☆選挙区支部長 自山前(5)(推薦・公、改)
黒岩 宇洋(くろいわ・たかひろ)42☆政党役員 民新(推薦・国)
・稲葉は6期連続当選を目指し基盤固めに力を注ぐ。黒岩は各地に設立した後援会組織がフル回転。富川は街頭などで支持を訴える。
【4区】
栗原 洋志(くりはら・ようじ)38☆医師 自新(推薦・公、改)
関谷 剛(せきや・たけし)38 宗教法人職員 諸新
菊田 真紀子(きくた・まきこ)39☆政党役員 民前(2)(推薦・国)
・栗原は自民4区支部を軸に県議らと連携を強める。菊田は後援会組織がフル稼働し、連合なども支援。関谷は防衛政策などを唱える。
【5区】
笠巻 健也(かさまき・けんや)39 団体職員 諸新
田中 真紀子(たなか・まきこ)65 会社役員 民前(5)
伊部 昌一(いべ・しょういち)57☆無職 社新
米山 隆一(よねやま・りゅういち)41☆医師 自新(推薦・公、改)
山田 好孝(やまだ・よしたか)58 無職 無新
・民主入りした田中は労組などへの浸透も図る。伊部は社民系労組が軸。再挑戦となる米山は保守票の結集を掲げる。笠巻は街宣で訴え。ほかに山田が出馬。
【6区】
高鳥 修一(たかとり・しゅういち)48☆選挙区支部長 自町前(1) (推薦・公、改)
国領 大聖(こくりょう・だいせい)32 団体職員 諸新
筒井 信隆(つつい・のぶたか)64☆弁護士 民前(4)(推薦・国)
橋本 正幸(はしもと・まさゆき)61 農業 共新
・高鳥は与党の実績をアピール。筒井は保守層の切り崩しを狙う。橋本は核廃絶や護憲を訴える。国領は知名度向上に懸命。
【注】自は自民、民は民主、公は公明、共は共産、社は社民、国は国民新、改は改革クラブ、諸は諸派で幸福実現、無は無所属。自民党派閥名は伊が伊吹派、古が古賀派、山が山崎派、町が町村派。☆は比例代表(北陸信越ブロック)との重複立候補。数字は年齢(8月30日現在)。カッコ内数字は当選回数。敬称略。
2009年08月18日