




いよいよ「政権選択」の選挙戦がスタート。強い日差しが照りつける中、有権者は真剣な表情で候補者の演説に聴き入った=18日、JR長岡駅東口
「まずは景気対策」「子育て支援を」―。政権選択が最大の焦点となる衆院選が公示された18日、県内を駆け回る候補者の訴えに耳を傾けた有権者は「政策立案できる人を」「実行力のある党を選びたい」と、それぞれに選択の重みを感じていた。
「政権交代なるかという歴史的な選挙。わたしも周囲も関心は高い」。6区候補の出陣式に訪れた上越市大潟区の会社員(60)はそう話した上で、「国民の声を聞いて政策立案できる人を選び、地域で結束して支えたい」と言葉に力を込めた。
「やっと公示か」と漏らしたのは長岡市の主婦(64)。JR長岡駅近くの街頭で5区候補の演説を聞き、「実行力が大事。言ったことを実行してくれる人に任せれば、少しは生活が楽になるのではないか」と期待した。
3区候補の出陣式を見届けた村上市の会社員(43)は「村上には停滞感があった。道路から何からすべてを変えてほしい。投票先は政策が決め手になる」と強調した。
「まだ誰に投票するか決めていない」と打ち明ける五泉市の農業男性(30)は同区候補の街頭演説を聞き、「子どもをしっかりと育てられる環境を整えてほしい。農業政策の充実も。誰に投じるか、じっくり考えたい」と話した。
2区の燕市では会社員(46)が買い物に訪れたスーパーマーケット前で街頭演説に耳を澄まし、「選挙への関心は120%。まずは景気回復。税金の無駄遣いもオープンにしてほしい。教育費の支援にも関心がある」と選択の基準を並べた。
4区の加茂市では無職男性(75)が街宣中の陣営にマニフェストを求めた。「政権が変わって土台が弱いとガタガタになるんじゃないかという不安もある。投票日までに(投票先を)考えたい」と語った。
一方、1区では同日に一度も街宣車と出合わなかったという新潟市中央区の看護師(26)が選挙への関心を示し、「どこが政権を取るにせよ、今回の選挙で各党が政策を戦わせ、政治が良い方向に向かえばいい」と願っていた。
2009年08月18日