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県内候補者、選挙区駆ける

 4年ぶりとなる衆院選が18日公示され、次期政権を懸けた12日間の選挙戦がスタートした。本県6選挙区の候補はたすきを肩に掛け、日差しが照り付ける街角へ飛び出し、熱弁を振るった。回復実感が乏しい景気や充実を求める声がやまない福祉医療など課題は山積、県民の暮らしは揺らいでいる。各候補の訴えは有権者の心に届くか-。

<1区>

 西村智奈美さん(民主)は合併前の旧新潟市域を街宣車で回りながら演説。「政権交代は予算の使い方を変えること。自民政治による利権構造を断ち切る」と訴えた。
 武田勝利さん(共産)は同市中心部の8カ所でマイクを握り「民主党中心の政権の中では、防波堤としての役割を果たす」と、日米自由貿易協定に反対の立場を示した。
 吉田六左エ門さん(自民)はJR新潟駅前で「今、最も急いで実現すべきは景気回復だ」と持論を展開し、与党の実行力をアピール。街宣や夜の個人演説会をこなした。
 松本弘司さん(諸派)は同市中心街を回り、「新しい政党で新しい政治を」と力を込めた。

<2区>

 米山昇さん(社民)は新潟市西蒲区で「日本社会に大きな格差が生まれている。雇用や生活を守りたい」と強調した。佐渡を除く選挙区のほぼ全域で街宣を行った。
 近藤基彦さん(自民)は弥彦村の弥彦神社で行った出陣式で「景気回復が最優先。地に足がついた政策が必要だ」と力説。柏崎市や旧三島郡にも足を運び、支持を訴えた。
 鷲尾英一郎さん(民主)は、街宣車から体を大きく乗り出しながら燕市や柏崎市など選挙区を巡り「責任を取らない政治を政権交代によって正そう」と声を張り上げた。
 菅原智さん(諸派)は旧三島郡の商店街で「北朝鮮のミサイルから日本を守る」と演説した。

<3区>

 稲葉大和さん(自民)は、新潟市豊栄地区や五泉市などで選挙演説。「若い候補というだけで選ぶのは悲劇につながる。地元に明るい人でなければ」とアピールした。
 黒岩宇洋さん(民主)は新発田市での第一声の後、村上市などを回り「生きるか死ぬかの戦い。ここで負けたら、今後も世襲政治が続く。3区を変えたい」と訴えた。
 富川将充さん(諸派)は「今の憲法9条では日本を守れない」と訴え、胎内市などを街宣した。

<4区>

 栗原洋志さん(自民)は新潟、三条両市の住宅街などを街宣。道行く人に手を振りながら、「医療を産業として発展させ、経済復興につなげたい」と繰り返した。
 菊田真紀子さん(民主)は選挙区全域を回り、「地元の中小企業や農家を全力で支援し、家計が温まる政策を実現する」と力説。演説を聴いた一人一人と握手した。
 関谷剛さん(諸派)は加茂市などで街頭演説。「消費税ゼロで消費は拡大する」と語った。

<5区>

 田中真紀子さん(民主)は長岡市での第一声後、小千谷市、南魚沼市などで個人演説会。「金を無駄遣いする自民党の政治を止める」と政権交代の必要性を訴えた。
 伊部昌一さん(社民)は長岡市内で街頭演説。「社会保障制度や働く人の権利を守るため政権交代を果たす」と声を張り上げた。小千谷市、魚沼方面も街宣した。
 米山隆一さん(自民)は長岡市で第一声を上げたのに続き、選挙区の全市町で街頭演説。「地域医療再生の政策を進めるには、医師の私が適任」などとアピールした。
 笠巻健也さん(諸派)は南魚沼市などで街宣。「大減税で景気を回復させたい」と強調した。
 山田好孝さん(無所属)は県選管に立候補を届け出。報道陣に「選挙運動はしない」と話した。

<6区>

 高鳥修一さん(自民)は糸魚川市の神社で必勝祈願。上越市のJR直江津駅前での第一声で「国民の生命と財産を守る」と決意表明した。十日町市でも支持を訴えた。
 筒井信隆さん(民主)は上越市での出陣式の後、妙高市などを精力的に回り、自公政権を「政官業の癒着構造」と批判した上で「格差社会を是正する」と力説した。
 橋本正幸さん(共産)は上越市内の公園で後期高齢者医療制度の問題点を指摘しながら「軍事費と大企業減税の見直しで福祉の充実に対応できる」と指摘した。
 国領大聖さん(諸派)は同市の春日山神社前で「政治と未来を変えるために戦う」と述べた。

2009年08月19日

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