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政策実現に向け、当選者が意欲

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県内最多得票での3選から一夜明け、街頭に立った西村智奈美さん=31日午前8時すぎ、新潟市中央区東大通2

 有権者が政権交代を選んだ衆院選から一夜明けた31日、県内全選挙区を独占した民主当選者は支持者へのあいさつなどをこなしながら、それぞれ与党としての責任をかみしめ、あらためて政策実現へ意欲をみなぎらせた。

 【1区】3選を果たした民主党県連代表の西村智奈美さんは新潟市中央区の街頭に立ち、「国民が望む政治へのスタートラインに立ったにすぎない。公約実現への決意と覚悟を持って朝を迎えた」と力を込めた。
 午前8時、街頭でマイクを握った西村さんは支援に感謝を述べ「これからの活動に叱咤激励をいただきたい」とスピーチ。握手を求める市民とがっちり握手した。
 街頭での当選あいさつを終えると、同区の選挙事務所で「民主党は新人が大量当選した。自分に与えられた仕事は全力でやる」と中堅議員としての自覚を語り、「希望としては国会対策をやってみたい」と抱負を述べた。
 17万票近い県内最多得票での勝利。「非常に重たい結果をいただいた。マニフェスト実現は命がけでやりきる。その結果は次の衆院選で審判を受けることになる」と表情を引き締めた。夫の本多平直さんも埼玉12区で当選。「昨晩メールで祝福し合った」と相好を崩した。

 【2区】鷲尾英一郎さんは支持者へのあいさつ回りで佐渡市に向かうため、午前6時すぎに新潟市の佐渡汽船乗り場に到着。眠たげだったが、今後に話が及ぶと目が覚めたように、「公認会計士なので財政再建も取り組みたいが、やはり一番は拉致問題。人命のかかる最重要課題、できれば拉致を含めた外交、安全保障問題をやりたい」と力説した。
 待合室で新聞を広げると、「(比例代表で復活当選した)前回とは違う。小選挙区で勝つのは1人だけだから感慨深い」と少しだけほおを緩めた。

 【3区】議席を獲得した黒岩宇洋さんは午前7時半から早速、新発田市内の路上でつじ立ち。道行く車に笑顔で手を振りながら、「政権与党の一員として期待に応え、3区の魅力を政治の力で引き立てたい」と力強く決意を語った。
 自身も驚くダブルスコアでの大勝。つじ立ちから事務所に戻り、新聞に目を通し「これだけの支持は期待の表れでもある。強い責任感を感じる」と語り、「まだ1期目だが、社会保障と農業の政策立案に力を注ぎたい」と重責に身を引き締めた。

 【4区】菊田真紀子さんは、家で洗濯や片付けなどを済ませ、午前11時ごろ、事務所に顔を出した。祝福の電話がかかる中菊田さんは「任せて大丈夫だろうか、と不安を持ちながらも民主に入れてくれた有権者は多いと思う。これを本物の信頼に変えなくては」と表情を引き締めた。
 衆院解散前に厚生労働委員会に提出した年金流用防止法案などの成立に向けて取り組む考えだ。「今後も医療、介護、子育てなど社会保障の分野で働きたい」と意気込みを語った。

 【5区】田中真紀子さんは31日午前9時ごろ、宿泊した長岡市のホテルの中庭に現れ、生中継のテレビ番組に出演。長く厳しい選挙戦を思い「落選しないでテレビに出られて良かった」と、ホッとした表情を見せた。
 番組終了後、昨夜は夫の直紀さんと祝杯を上げたと笑顔で披露。「大きな組織(民主党)に中途入社した人間だから、静かに活動したい」と話しながらも選挙制度改革などに意欲を示した。閣僚入りについては「先のことは全然分かりません」とけむに巻いた。

 【6区】5選を果たした筒井信隆さん。31日朝から、上越市の事務所で支持者らの対応などに追われた。当選を決めた前日は上越市から妙高市、糸魚川市、十日町市へとあいさつ回り。帰宅は日にちが変わった午前2時ごろだったという。
 民主党「次の内閣」の「ネクスト農相」。本県選出議員として田中真紀子元外相以来、8年ぶりの閣僚入りに期待がかかる。本人も「自分が決めることではないから何とも言えないけど、そのまま農相になるのが原則だと思うし、一番やりたい仕事」と意欲をみなぎらせた。
 事務所では、続々と祝福に訪れる支援企業幹部らと、真っ黒に日焼けした筒井さんが固い握手を交わした。あいさつ回りに出掛けるため車に乗り込もうとすると、自転車で通りかかった男性に「筒井さん、おめでとう」と声を掛けられていた。

2009年08月31日

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