新潟市西蒲区の市民有志が同区曽根の明誓寺で「おひさま子ども食堂」を6月から開いている。西蒲区では初の試み。2回目となった7月22日には幼児や家族ら約20人が集まり、にぎやかに夕食を取った。

【写真】「おひさま子ども食堂」に集まり食事をする参加者=7月22日、新潟市西蒲区曽根

 子ども食堂は、子どもが1人でも立ち寄ることができ、低額で食事を取れる場所として全国各地に広がっており、市内では15カ所で運営されている。

 明誓寺に隣接する曽根保育園の園長を務める田子幸子さん(60)が発起人となり、区の社会福祉協議会などが立ち上げを支援。「地域のみんなで一緒に食事をする場を作りたい」と、高齢者や家族での参加も歓迎する。

 地域のボランティアが寺の台所で調理。食材は購入したものや地元住民からの差し入れを使用する。

 22日は、午後4時半ごろから近隣の家族や中学生が集まり始めた。メニューは酢豚と春雨サラダとスイカ。ボランティアも含め全員で一つの食卓を囲んだ。食事の後はかくれんぼやブロック遊びなどを楽しんだ。

 娘の彩弥ちゃん(2)と参加した鱸の小林梨沙さん(30)は「同じくらいの歳の子がいると、家よりもよく食べていた」と話した。

 田子さんは「子どもに限らず、さまざまな世代に参加してもらい、楽しく食事をしてほしい」と話した。

 「おひさま子ども食堂」は毎月第4土曜に開催(8月は19日)。午後4時~午後7時。参加費は中学生以上300円、小学生100円。

 問い合わせは明誓寺、0256(88)3080。