津南町秋成のニュー・グリーンピア津南に7月26日、日本ジオパークに認定されている「苗場山麓」の地形を見渡せる展望台がオープンした。中津川左岸にそびえる荒々しい岸壁「石落とし」を正面に望み、苗場山の噴火や岩盤の崩落によって生み出された地形を楽しむことができる。

【写真】ニュー・グリーンピア津南にオープンした展望台=7月26日、津南町秋成

 苗場山麓ジオパークの拠点整備事業の一環として町が整備した。

 標高約850メートルで、グリーンピアのホテルから途中までリフトで上り、徒歩約10分。約50平方メートルのウッドデッキと手すり、椅子を備えた。

 展望台からは、30万年前の苗場山の噴火によって流れ出た溶岩が、中津川による浸食などを受けて形成した「石落とし」をはじめ、谷の地形を見ることができる。

 町では、そびえ立つ苗場山の姿を見ることができる展望台を、2015年12月に前倉集落に設置。年内に中津川と信濃川の合流地点を望む展望台も設置する計画だ。

 26日には関係者らがテープカットして祝った。苗場山麓ジオパーク振興協議会長の上村憲司・津南町長は「山、谷、川のジオサイトを見られるポイントを整備したい。津南の大地の形成を目の当たりにでき、この大地で生活を営んでいることを実感してほしい」と呼び掛けた。