新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『刺しゅう』

田宮由美子さん

実演しながら明るく指導する田宮由美子さん(中央)

多彩な技法分かりやすく

 受講生の隣に、講師の田宮由美子さん(51)が腰掛ける。「針はもう少し先に刺して。そうそう。きれいな花の模様ができますよ」と、温かいまなざしで見守る。
 講座は刺しゅうに長年親しんでいる人から初めての人まで8人の女性が通う。ノルウェーやポルトガルなどそれぞれが自分のペースで覚えたい、さまざまな国の刺しゅうの習得を目指している。田宮さんは受講生が望む技法を実演したり、最新の技法を紹介するためサンプルを作ってきたりして教えている。
 刺しゅうは中学生のころから好きだった。独学で腕を磨き、主婦になってからも趣味として続けてきた。転機が訪れたのは10年ほど前。雑誌の企画に応募し、自分の刺しゅうを指導者に見てもらえる機会に恵まれた。
 自身も人に教えられるようになりたいと、教室に通い、2011年に日本手芸普及協会(東京)の刺しゅう指導員の資格を取得した。メディアシップなど、新潟市内3カ所のカルチャースクールで講座を持つ。
 「生徒の皆さんは家事などで忙しいのに、時間を割いて講座に来てくれている。せっかくの時間だから、楽しんでもらえるようにしたい」と話す。

2015年1月15日新潟日報夕刊より

受講者の声

林正子さん

美しい刺しゅうは作りがすごく繊細で、油絵のようにさえ見えます。自分も知人に贈れるような作品を作りたい。

鶴巻一枝さん

ポルトガルの刺しゅうに挑戦したくて受講しました。手作業が頭の活性化につながるし、長く楽しめる趣味になりそうです。

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