新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『押し花(基礎科)』

加藤優子さん

押し花の置き方を受講生に助言する加藤優子さん(左)

身近な素材を生かし絵に

 「下の方に葉っぱ、上は小さい花を置くとバランスが良くなりますよ」。ピンセットを手にした講師の加藤優子さん(75)が、台紙に押し花を並べる受講生にアドバイスする。
 講座には初心者から中級者まで7人が通う。主に教えているのは、押し花で描く「押し花絵」だ。受講生は自宅で草花を押し花にした素材を持参し、作品を仕上げる。素材には草花だけでなく、果物や野菜、木の皮なども使う。
 長く飾って楽しめるように専用キットを使い、真空密閉して酸化を防ぐ。「色鮮やかに、長い間保存できるんです」と加藤さん。
 ほかにコースターやアクセサリーなど実用的な小物作りにも挑戦できる。全くの初心者でも、初回に作り方や保存方法を教え、はがきが作れるようになる。
 加藤さんは子どものころから、庭の草花を使って押し花を楽しんできた。約30年前から趣味で習い始め、その後、民間資格の押し花インストラクターのライセンスを取得した。現在は新潟市内の5教室で講師を務め、年2回、受講生合同の作品展を開いている。互いの作品を見せ合い、創作の刺激になっているという。
 加藤さんは「紅葉などの風景や動物など、押し花で何でも表現できるようになる。出来上がった作品はプレゼントにも喜ばれています」と話す。

2015年2月5日新潟日報夕刊より

受講者の声

斎藤志津子さん

自分で育てたり、もらったりした花をとっておきたいと思ったのが始めたきっかけです。完成した作品は順番に家に飾っています。

吉野立子さん

同じ花でも押し方などで雰囲気が変わり、世界に一つだけの作品に仕上がるのが魅力です。集中力が必要ですが、楽しいです。

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