新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『川柳』

山倉洋子さん

受講生の川柳を読み上げて講評する山倉洋子さん(右)

「五七五」鋭く、おかしく

 「お母さん 味見がすぎて 丸くなる」。講師の山倉洋子さん(72)が、句を詠み上げると、笑い声と会場に拍手が響いた。続けて「いい句ですね」と講評。詠まれた句を作った受講生がにっこりと笑う。
 講座では山倉さんが即興でお題を出して、その場で句を書く「席題」や、課題を出して次回までに提出する「宿題」を通じて、言葉の選び方などを学ぶ。句は山倉さんや受講生の代表が声に出して詠み、響きのよさや語呂合わせを楽しむ。互いに「こうすればもっと良くなる」と話し合いながら和気あいあいとした雰囲気が広がっている。
 山倉さんが川柳を始めたのは40年ほど前。五泉市で当時、営んでいた飲食店にお客が忘れていった川柳雑誌を読んだのがきっかけだ。新潟市の結社「柳都川柳社」の同人となり、県内各地の句会に参加するなどして腕を磨いた。
 10年ほど前、全日本川柳協会(大阪府)の常任幹事に就任。現在は新潟日報カルチャースクールメディアシップ教室のほかに、五泉市の生涯学習事業の川柳教室を担当している。
 山倉さんは「怒りなどネガティブな気持ちも、ユーモアに包み込んで表現できるのがいいところ」と川柳の魅力を語った。

2015年2月12日新潟日報夕刊より

受講者の声

本間彰さん

先生が自分の句に対して的確なコメントをくれるのでうれしい。仲間と話すのも楽しくて、教室に通うのが楽しみです。

藤田志のさん

毎回楽しくて、教室に来ると寿命が延びるのではないかと思うくらい。先生からアドバイスをもらうと、次回も頑張ろうと思います。

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