新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『おいしい茶の入れ方』

古舘亨征さん

受講生においしいお茶の入れ方を指導する古舘亨征さん(左)

豊かな人生歩むヒントに

 「お湯が沸騰したらポット、湯冷ましと順に移して。徐々に温度を下げて、80~90度くらいが飲みごろです」。講師の古舘亨征(ふるたて・みちゆき)さん(42)が急須にお湯を注ぎながら、日本茶の入れ方のこつを説明する。湯飲みに注がれたお茶を飲んだ受講生から「おいしい」と声が漏れた。
 講座では日本茶をはじめ、紅茶、コーヒーの入れ方も教える。茶葉の大きさや形によって蒸らす時間の違いや、うま味が出る温度などを紹介。毎回季節に合わせて1、2種類のお茶やコーヒーで味や香りの違いを楽しんでいる。今回講座で使ったのは抹茶の原料の碾茶(てんちゃ)と煎茶をブレンドした「甘恋(かれん)」、新茶を寝かせた「限定新茶」の2種類。受講生は古舘さんから一番おいしい入れ方を聞いた。
 古舘さんがお茶について教えるようになったのは約10年前。東京で勤めていた会社を辞め、Uターンし、実家の製茶販売店「浅川園」(新潟市)を継いだ。日本茶インストラクター協会などが定める日本茶と紅茶のアドバイザーの資格を持ち、県内で講座を開いている。
 「生徒からどんどん質問が出てきたり、一人一人が楽しんでいる姿を見るとやりがいを感じるし、自分も楽しくなる」と古舘さん。「お茶は生活に密接していて、誰もが家で気軽に楽しめる。特に日本茶は若い人に興味を持って味わってほしい」と話す。

2015年3月19日新潟日報夕刊より

受講者の声

三富恵子さん

家でもお茶の入れ方を意識するようになりました。講座では好きなお茶が飲めて月1回の楽しみになっています。

山本千秋さん

家でおいしいお茶が飲みたいと思って通い始めました。お茶は身近なものだから習って良かったと思います。

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