新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『クラシック音楽入門』

箕輪豊さん

曲が生まれた背景や聴き所を語る講師の箕輪豊さん

名曲の魅力分かりやすく

 スピーカーからバロック時代の名曲の旋律が優雅に響き、受講者が聴き入る。「この曲が表現するのは悲しみ。メロディーをよく聴いて」。講師の箕輪豊さん(46)が声を掛ける。
 講座はクラシック音楽に親しんでもらおうと、楽曲の背景や作曲者の生涯などを、音源や映像を交えて解説する。受講者は7人。自宅でクラシック音楽を好んで聴く愛好家から、退職後に音楽を楽しむようになった初心者までさまざまだ。
 東京音楽大でピアノを専攻した箕輪さん。ピアノによる生演奏を披露するのも魅力を高める。講座では宗教音楽、交響曲、オペラなど、幅広いクラシック音楽の名曲を取り上げる。受講者には原語の歌詞と日本語の対訳を配り、対訳を追いながら曲に耳を傾ける。歌詞の意味を質問するなど受講者も熱を帯びる。曲や作曲者について理解を深め、「ほかにどんな曲があるのだろう」と関心を広げてもらうのが狙いだ。
 音大卒業後、高校の音楽教師になり、現在は自宅でピアノと声楽を教えている。在学中に講義で学んだ西洋音楽史も自身の講座の奥行きを深める。取っつきにくい印象があるクラシック音楽を、楽しく分かりやすく説明して、魅力を伝えていきたいと思っている。「専門的な話よりも、曲の聴き所など良さを伝えることを心掛けている」と語る。

2015年7月9日新潟日報夕刊より

受講者の声

60代女性

もともと音楽が好きで家でも聴きますが、好きな曲に偏ってしまいがちです。講座ではいろいろな曲を聴けるし、先生が分かりやすく解説をしてくれるので音楽の細かい背景が分かり、深く知ることができるのがうれしいです。

60代男性

退職を機にピアノを習い始め、曲のことや作曲家のことを知りたくなり、受講しています。もともと興味のなかった分野ですが、基本的なことから教えてくれるので音楽のことや、それぞれの時代のことなどを知ることができるのが講座の魅力です。

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