新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『微笑み中華料理』

小田雅之さん

受講生に火加減などをアドバイスする小田さん(左)

「黒酢酢豚」と「夏野菜とカニ肉のあんかけチャーハン」

本格派の味とこつ手軽に

 熱したフライパンに酢豚の合わせだれを流し入れると、ジュッという音とともに食欲を誘う黒酢の香りが広がった。「強火でぐつぐつ煮詰めるのがこつです」。講師を務める新潟グランドホテル(新潟市中央区)の中国料理調理長、小田雅之さん(45)が受講生にアドバイスした。
 「手順は簡単、味と盛り付けは本格派」をモットーに、家庭で使えるプロの技を伝える。この日のメニューは、まろやかな酸味が特徴の「黒酢酢豚」と、具材にキュウリやトマトを使った「夏野菜とカニ肉のあんかけチャーハン」の2品。受講生は4、5人ずつの班に分かれて調理した。
 料理店では強い火力で煙が出るまで中華鍋を熱し、一気に具材に火を通す。だが、家庭用のコンロで同じように調理するのは難しい。小田さんは「特別な道具がなくても、プロの味に近づけられる方法を伝えたい」と話す。
 例えばチャーハンを作る場合、フライパンで油を温めた後、卵とご飯を一緒に入れるのがこつだ。ご飯の粒を溶き卵で包むようにかき混ぜながら炒めると、べたつかず上手に仕上がる。
 盛り付けは彩りを意識し、食卓が華やかになるように気を配る。小田さんは「中華料理を囲んで、家族や友人と笑顔があふれるひとときを過ごしてほしい」と期待する。

2015年8月20日新潟日報夕刊より

受講者の声

倉嶋彩さん

受講し、料理のレパートリーが増えました。講座名にある「微笑(ほほえ)み」の通り、和気あいあいとした雰囲気が魅力です。おいしく仕上げる調理のポイントはもちろん、華やかに見える盛り付けなど、プロの技を学んでいます。

梅津富子さん

退職して時間に余裕ができたので、料理の腕を磨くために受講しました。本格的な中華料理を家庭でも再現できるので、家族にも喜ばれています。友人を家に招いて、習った料理を振る舞うのも張り合いになっています。

バックナンバー