新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『お勤め帰りのフラダンス』

長島祐子さん

受講生にアドバイスしながら一緒にフラダンスを踊る長島祐子さん(右)

手脚の動きで歌詞を表現

 南国の明るい音楽が始まると、ゆったりしたスカートを履いた女性たちが踊り出した。一歩前で踊る講師の長島祐子さん(53)が歌うようにステップの指示を出す。スタジオが一気に常夏のハワイになった。
 現在は10月の発表会で披露する踊りの練習中。フラダンスは体全体を使った手話のようなもので、手脚の動きが歌詞を表すため、まずハワイ語の歌詞の意味を丁寧に確認し、そこに手脚の動きをつけていく。「もっと指先をぱらぱら動かして雨をつくって」「腕は、風に揺れる木々をイメージして」。意味と動きを何度も擦り合わせることで心に響くフラダンスが踊れるようになるという。
 ゆっくりな動きでも終始中腰で踊るのはかなり体力を使う。1曲終わるとみんなが一斉に水を飲んだ。
 長島さんは20代の頃旅行で訪れたハワイでハワイアンミュージックに出合ったのをきっかけにフラダンスを始めた。近くのカルチャーセンターで3年ほど習い、より本格的に取り組もうと東京の日本フラダンス協会の教室に通い始めた。現在は東京に通いつつ、県内の数カ所で教える。
 「踊る人も見る人も元気になれるフラダンスの良さを多くの人に知ってほしい」と笑顔で語った。和気あいあいとした教室の雰囲気に浸れば、疲れもすぐに吹き飛びそうだ。

2015年8月27日新潟日報夕刊より

受講者の声

中川菜津子さん

教室に通い始めて3年半たつ。時々ある発表会はいつも緊張するが、美しい花や衣装を身に着けて踊ると、普段の生活を忘れてすてきな気持ちになれる。歌詞を覚え、感情表現にも注意しながら、人の心に響くフラダンスを踊りたい。

高橋直子さん

ゆっくりな曲はテンポを取りづらく苦労もするが、本当に楽しい。仕事帰りに教室に来るとハワイに行ったような気分になれる。優しくて、踊りもうっとりするほどきれいな先生は憧れの存在。少しでも近づけるよう頑張りたい。

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