新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『メンズクッキング』

砂山和子さん

受講者とコミュニケーションを取りながら説明する砂山和子さん

教室で作った料理。盛り付け方もこだわる

酒に合うレシピ欠かさず

 「背わたがないエビもありますからね」。受講者に囲まれた講師の砂山和子(わこ)さん(55)が茶わん蒸しに使うエビを取り出し、背わたの取り方を説明した。「男性は言われたらそのままやるよ」「そうだ」。受講者から次々声が飛んで、笑い合った。
 「メンズクッキング」の受講者は50~70代。料理好きもいれば初心者もいる。砂山さんは「レシピなどは男性だからといって配慮していない」と話す。これまで魚をさばいたり、ケーキを作ったりした。ただ、酒のつまみを作りたいとの要望に応え、酒に合うレシピは毎回取り入れている。
 男性だけを対象に教えるのはこの教室が初めてだ。「男性は、どうしてそうなるのかという理屈を説明すると覚えてくれる」という。自身は大学の理学部出身で、若い頃は水質検査の技師をしていた。男性と相通じるものもあるようで「やりやすい」と笑う。
 約30年前、花嫁修業で通った料理教室の講師にアシスタントを任された。その後、1人で講師を務めるまでになった。「人と話すのが好きだから、ずっと続けている。料理以外のうんちくが多いの」と語る。食べ歩きで見つけた店の情報は受講者との交流に役立つという。「今どきの男性は料理ができて当然。若い人も身に付けてほしい」とエールを送った。

2015年10月8日新潟日報夕刊より

受講者の声

皆木和紀さん

普段は妻が料理をするが、お互い年を取り、自分で作ることもあると思い受講した。先生は明るく、おいしい店の情報も教えてくれるので楽しい。通い始めて1年になるが、包丁の使い方を覚えてきた。家で料理をすると妻はほめてくれる。

阿部和夫さん

教室で他の受講者と交流できるのがいい。教えてもらった料理はすぐ作るようにしている。新しいメニューを覚えられるのでうれしい。先生は分かりやすく説明してくれ、ユーモアがある。お酒が入る回もあるので楽しみだ。

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