新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『心をつなぐ話し方』

佐々木和子さん

受講者のスピーチをじっくりと聴き、コメントする佐々木和子さん

言葉の使い方、礼儀も学ぶ

 「言葉の使い方は難しい。いつも引っかかるのが『お疲れさま』の意味です」-。受講者が前に出て最近気になることや失敗談を語る。この日のテーマは話の最初に聞き手の注意を引きつける話術。戸惑う受講者には、講師の佐々木和子さんが「自信を持って」と呼び掛けた。
 講座は、対話やスピーチなどで相手の気持ちや場の雰囲気をくんだ話し方の習得を目指す。毎回「あいさつ」「分かりやすい説明」といったテーマを設定。受講者は話題を持ち寄り、佐々木さんや他の受講者と語ることで実践練習を積む。
 受講者の年代は幅広く、話すことが必要な場もさまざまだ。「話を手短にまとめるポイントや話し方の癖など、相手に思いをうまく伝えるこつを個人に応じて助言している」と佐々木さん。最初はもじもじしていた人も、対話での雰囲気づくりから段階を踏む中で、やがては人前で堂々と話せるようになるという。
 佐々木さんは横浜市出身。BSN新潟放送のアナウンサーを経てフリーに転身した。1974年から話し方教室の講師を務めるほか、話し方コーディネーターとして講演や研修会などに携わる。「近年は、趣味や仕事などで一般の人が人前で話す機会が広がっている。講座を通して言葉の使い方や礼儀についても学んでほしい」と話す。

2016年3月3日新潟日報夕刊より

受講者の声

猪俣京子さん

人見知りする性格なので、初対面でも上手に自分を表現できるようになりたいと思って参加した。仲間のスピーチを通して言葉の表現の仕方などに気付かせてもらえる。話すだけでなく、他人の話をよく聴く姿勢も育まれていると感じる。

岩野正男さん

話がうまくなりたいと思い、通い始めた。話す自信がついてきたのか、宴席での乾杯やあいさつを自分から進んで引き受けられるようになった。最近は若い世代や男性の受講生も増えており、楽しい雰囲気の中で学んでいる。

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