新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『はじめてのハワイアンキルト』

古川恵理子さん

受講生にハワイアンキルトの指導をする講師の古川恵理子さん

おおらかに楽しんで縫う

 青いイルカや赤い花など、色鮮やかな柄をあしらったハワイアンキルトが机に広がっている。針が布を刺す音さえ聞こえてきそうなほど静まり返った教室で、受講者たちは黙々と布を縫い合わせる。
 講師の古川恵理子さん(50)が教室を回り、「四隅を最後に縫ってね」と話し掛けると、全員が集まってきた。「ここはグリーンがよさそう」などと、和気あいあいと意見を出し合う。受講者は「一人で没頭する時間も好きだけど、みんなからアドバイスがもらえると参考になる」と喜んだ。
 講座では1作目のクッションカバーで基本的な縫い方を教わった後、それぞれが好きな物を作る。バッグやポーチ、部屋の装飾用に1辺が1メートル以上のタペストリーもある。
 ハワイアンキルトは、植物や海の生物をモチーフにするのが特徴。柄は受講者の好みに合わせ、古川さんがデザインする。「センスがいい」と評判だ。
 15年ほど前に友人からハワイの土産でキルトのキットをもらい、夢中になった。ハワイに通い、デザインなどのライセンスを取得。技術だけでなく、前向きな姿勢も身に付けたという。「うまく縫えなくても、柄を変えて生かせばいい。失敗はないんです」。教室には、ハワイのような「おおらかさ」が広がっている。

2016年3月10日新潟日報夕刊より

受講者の声

山下柳子さん

ハワイアンキルトの明るい色合いやデザインが好き。特に先生に考えてもらうデザインがすてきで、いつもお願いしている。これまでにポシェットやバッグを作ってきた。友達にあげるとすごく喜んでもらえるので、やりがいがある。

浅妻直美さん

仕事を頑張った後に教室に来ると癒やされる。ハワイが好きで、キルトも始めた。モチーフの意味を調べていると、伝統や歴史の勉強にもなって楽しい。今は花柄のバッグを作っているので、色違いにして母とペアルックにしたい。

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