新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『おうちで作る欧風ごちそう』

柴田一枝さん

スコーンの作り方を説明する柴田一枝さん

さまざまな国の味に挑戦

 砂糖、バター、生クリーム。キッチン台の前に立った講師の柴田一枝さん(63)が、それらを素早い手つきで混ぜ始めると、周りに集まるエプロン姿の女性たちが真剣な表情で見詰めた。
 作っているのは丸い小型のパン「クリーム・スコーン」。午後に紅茶を楽しむ英国の習慣「アフタヌーン・ティー」に欠かせないお菓子だ。「向こうでは、さっと作って出す気軽なお菓子。難しく考えずに、さっと混ぜて。楽な気持ちで取り組んでください」と呼び掛ける。
 講座では、米国や欧州など、毎回異なる国の家庭料理作りに挑戦する。1回に2~3品を作るので、教室の中はてんてこ舞いだ。「私がこれ、切りますね」「お皿、持ってきましたよ」。受講生たちは、慌ただしく動きながらも楽しそうだ。
 柴田さんは子どもの頃、父の仕事の関係で米国に住んでいたときにさまざまな欧風料理を覚えた。中には、日本であまり知られていない料理もあった。「このおいしさと手軽さを伝えたい」と教室を開いた。
 レシピは単純に、かつ日本で手に入る材料で作れるよう改良を重ねた。出来上がったスコーンやケーキは紅茶とともにみんなで味わう。「おいしい」と喜ぶ受講生を見て柴田さんもほっとしたようにほほ笑んだ。

2016年4月7日新潟日報夕刊より

受講者の声

岡田園美さん

通い始めて2年半になります。作り方だけでなく、その料理にまつわるエピソードや、先生が米国で暮らしていた頃のお話を聞けるのが楽しくて続けています。毎回いろいろな国の料理に挑戦するので、レパートリーも増えます。

近藤京子さん

毎回、試行錯誤しながら楽しく作っています。料理教室に通うのは、この講座が初めてです。自分がついていけるか心配でしたが、先生はとても優しく教えてくださるし、周りの受講生も助けてくれるので、安心しました。

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