新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『気功入門』

定方昭夫さん

受講生に手本を示す定方昭夫さん

「気」を整え自然と一つに

 長いあごひげにカンフー服。穏やかな物腰で受講生を指導する姿は、中国の仙人のようだ。定方昭夫さん(71)は「自然と一つになるとは、究極的には仙人・仙女を目指すことでもあるんです」とほほえむ。
 気功は中国で2500年ほど前から行われている健康法の一つで、国内では40年ほど前に広まった。頭を空っぽにして宇宙から良い気(エネルギー)を取り込み、自ら体内の「気」の流れを整える。「米国の研究では、体温などにいい変化が出ることが証明されている」という。冷え性や頭痛が改善したり、自然体で暮らすことで人間関係がうまくいったり、といった効果を感じる人もいる。
 両手を前後に揺するなどの「動功」、立って瞑想(めいそう)する「立禅」のほか、体をさすったり、つぼを押したりなど、さまざまな動きやポーズを紹介。受講生からは自宅で実践するのに適切な時間帯や場所などについて質問が相次ぐ。
 東京出身の心理学者で、長岡大学で教授を務めた。気功は東京で学んだ後、30年近く前に新潟市内で同好会を立ち上げて毎週日曜に集う。中国の古典「易経」の研究家でもある。
 「気功は自然に溶け込むことも、仲間と一緒に行うことも魅力。若い人の参加者は少ないが、ぜひ魅力を知ってほしい」と話した。

2016年6月9日新潟日報夕刊より

受講者の声

太田さく子さん

易経を学んでいる中で、気功入門が始まることを知り、参加することにしました。体力には自信がないのですが、緩やかな動きだし、先生が「心」の面も教えてくれるところがいい。自宅でも続けていて、体力が付いてきているのを感じます。

増田豊さん

退職後、健康を意識するようになりました。長生きしたいと思って、この春から習い始めました。上越市から通っています。やり始めてから体が違ってきたなとも感じます。先生の指導は本格的。気功はいいものだと思うので、続けていきたいです。

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