新潟日報カルチャースクール

きょうみの扉(メディアシップ教室講師紹介)

『基礎から学べるパン作り』

内藤桂子さん

具体的な数字やイメージを示しながら教える内藤桂子さん

講座で焼いたパン

おいしい生地を具体的に

 「どんなにいいレシピで作っても、生地作りができていないとふっくらしたパンにならない」と、講師の内藤桂子さん(59)が生地をこねている受講生に語り掛けた。
 講座では、特に生地作りに力を入れて教える。こねるときの手の動かし方や生地の温度、発酵させる時間、切り分け方を具体的な数字や形を示しながら、細かい点をアドバイスする。
 この日は、バターロールと三色豆パンに挑戦した。自己流で作っていた受講生もおり、焼き上がったパンを見て「今までで一番うまくできた」という声が上がった。
 「おいしいパンを食べたい」と考えた内藤さんは、1988年から東京都内のパン教室に通った。90年に都内でパン教室を開講し、数年後に本県に転居してからも続けている。家に帰った後も、おいしいパンを再現できるような教え方を心掛けている。だからこそ、出来上がりの成否を決める細部にこだわる。
 3時間の講座で、発酵や焼いていて生地に触れない時間は半分近くを占めるが、この間も無駄にしない。使用する国産小麦の成分についてや、パン作りに適した湿度や温度などの講義が続く。内藤さんは「パン作りは時間がかかるので、失敗すればがっかりしてしまう。おいしいパンをどう作るのか、分かりやすく伝えていきたい」と語った。

2016年10月27日新潟日報夕刊より

受講者の声

中嶋祐子さん

長い間、自己流でパンを作ってきましたが、なかなか上達しなかったので習っています。素人なので、数字を挙げて細かく教えてもらえると、とても分かりやすいです。本を読んだだけで作るパンとでは大きな違いで、毎回楽しみです。

渋川登紀子さん

発酵の過不足や生地の温度などはこれまで意識したこともなく、先生が繰り返し丁寧に教えてくださるので身に付いてきました。教室で作ったパンを持ち帰ると、高校生の長女が喜びます。お弁当として持たせられるようにしたいです。

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