新潟日報カルチャースクール

新潟日報カルチャースクール通信

Vol.173 「古文書を読み解く(入門編)」

メディアシップ教室

「古文書を読み解く(入門編)」

地域の古文書をテキストに身近な歴史を読み解きます

くずし字解読は難しいイメージもありますが
少し読めるようになるとどんどん面白くなります

江戸時代の社会と地域の歴史を知る

「古文書を読み解く(入門編)」

 江戸時代の古文書を読み解くことをテーマに、県内の古文書を使って、くずし字の形や独自の言葉などを学びます。
 講師の原直史先生は「古文書からは、今とは異なる江戸時代の社会や暮らしぶりを探るとともに、自分たちの地域の歴史を知ることができるのが魅力です」と話します。
 くずし字の辞書を引いても解読できない難しい字もありますが、一字一字、先生がホワイトボードに書き出し、書き順から教えてくれます。江戸時代の政治や社会情勢など、時代背景を丁寧に解説してもらえるので理解度も深まります。「歴史が好きなので始めました。分からないことが分かるのが何より楽しいです」と生徒さん。

地域に残る歴史的遺産に着目して

「古文書を読み解く(入門編)」

 この日テキストにしたのは、生徒さんの家にあったという古文書です。殿様に土木工事を依頼する内容の「願書」で、加茂新田、新光町など馴染みの地名が出てくると関心も高まりました。
 生徒さんに感想と聞くと「くずし字に興味があって受けました。原先生の歴史の解説がとても面白いです」「古文書の解読だけではなく、くずし字の書き順まで丁寧に教えてもらえるのがうれしいです」と答えてくれました。
 「地域に残る古文書は大切な歴史的遺産です。もっと多くの人に興味をもってもらえたら」と先生。
 歴史やくずし字に興味がある人、家に古文書がある人は始めてみませんか。

講師

【講師】

新潟大学人文学部教授
原 直史

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