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長岡のシンガーソングライター琴音さん、初のミニアルバム発売

2018/08/06

 長岡市の高校2年生のシンガー・ソングライター、琴音(ことね)が7月、初の全国流通ミニアルバム「願い」を発売した。8月11日に新潟市西区の青山海岸で開かれる日本海夕日コンサートにも出演する。琴音は「いろいろな人に自分の歌を届けたい。精いっぱい歌いたい」と決意を語った。
 ことし2、3月にテレビ朝日系UXのオーディション番組「音楽チャンプ」で勝ち抜き、グランドチャンプを獲得。表現力の豊かさと透明感のある歌声で、辛口の審査員らを魅了した。
 音楽好きの両親のもと、幼い頃から歌うのが好きだった。小学校卒業祝いにと、母親がライブハウスのステージに立つ機会を作ってくれたのを機に、ライブ活動を始めた。
 テレビ出演は「耳の肥えた人に聴いてもらって、実力を見極めたかった」から。「出演を重ねるうち、長所短所が鮮明になっていって怖くもあった」と話す。テレビ出演後、ライブに来てくれる人が増え「うれしかった」と率直に喜ぶ。
 ミニアルバムには5曲を収録。表題曲の「願い」は中学3年の時、自身も通っていた保育園に体験授業で訪れた経験をもとに作った。大切に世話されている赤ちゃんを見て、自分も大事に育てられたと実感し、その優しさや温かさを抽出して歌にしたいと思ったという。高音で優しく歌う「君へ届け この想いよ」というフレーズが胸にしみる。
 「大切なあなたへ」は中2の時初めて作った歌で、母への感謝があふれる。「何を歌おうかと考えたら、自然に浮かんだ題材だった」と振り返る。「last word」は、中学卒業で離れてしまう友へ、「口べたで伝えきれなかった」思いを歌った。「音色」は、お世話になった人の力になりたいが何もできない、でも元気になってほしいと作った。「記憶」は中学時代の吹奏楽部の仲間に向け、頑張る姿をたたえながら時には「抱え込まなくていいよ」と呼び掛けた。
 どの曲も、具体的な誰かに向けたもの。「実体験からくる思いは、歌詞として言葉が抽象的になってもきっと届く」と力を込めた。
 「いきものがかり」らが所属する大手プロダクションとの契約も決まり、芸能活動を本格化させていく。「少しの時間で物事がすごく速く進んでいる。ふと自分が他人のような気がする時もある」と笑い、「できるところまでやりたい」と前を向いた。
 夕日コンサートは午後5時開演。10月6日に長岡市で開かれる「長岡 米百俵フェス」にも出演する。

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