にいがた、いっぽ

地域を元気に 夢の懸け橋1周年

 新潟日報社が運営するクラウドファンディング(CF)「にいがた、いっぽ」の専用ウェブサイトがオープンして、6月で1年が過ぎた。これまでに最後の瞽女(ごぜ)といわれる故小林ハルさんをテーマにした映画のプロモーション映像の製作など六つのプロジェクトが達成している。CFは、「プロジェクトオーナー(事業者)」の夢を、資金支援を通じて「サポーター(資金提供者)」が共有する。プロジェクトオーナーとサポーターの夢の懸け橋となっている「にいがた、いっぽ」を、達成したプロジェクトを通じて紹介する。

夢をつかんだ成立プロジェクト

みんなのNegiバス「出発ネギネギ~!」

【写真】新潟交通のバスを前に、ラッピングのイメージ図を手にするNegicco(中央)=1月30日、新潟市役所

Nii portにぎわい創造プロジェクト第1弾
「Negiccoがデザインするバスを製作」

425万5000円(106%) 成立しました

 新潟のアイドルグループ「Negicco(ねぎっこ)」も、「にいがた、いっぽ」を活用して大きな夢を成し遂げようとしている。来年の新潟開港150周年に合わせ、ねぎっこが新潟交通の小型バスのラッピングをデザインする事業だ。

 新潟市や県などでつくる実行委員会が立ち上げたブランド「Nii port(ニイポート)」のプロジェクトの一環。目標額400万円は「にいがた、いっぽ」の活用で最終的に425万5千円を達成した。

 バスは新潟市中央区万代島を起点に中心部を走る「みなと循環線」の小型バスで、24日に完成試乗会が行われ、翌25日から運行が開始される。

 ねぎっこは社内アナウンスも担当予定で「『こんにちネギネギ~』と明るく伝えたい」と張り切っている。

 

開設1周年特集 成立プロジェクト一覧

映画「瞽女」構想10年...支援の輪は広がった
自ら”はまった味” 地産地消で届けたい
パリから「Takekago」ムーブメントを!
みんなのNegiバス「出発ネギネギ~!」

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クラウドファンディングの仕組み

 新潟日報社が運営するクラウドファンディング「にいがた、いっぽ」は、地域振興を目指すプロジェクトの資金をインターネットを通して募るサービスです。夢を形にしたい「プロジェクトオーナー」と、資金提供を通じて応援したい「サポーター」をつなぎ、地域振興を後押しします。

 プロジェクトオーナーは事業計画の審査を経て「にいがた、いっぽ」のサイトに公開します。サポーターは会員登録後、応援したい事業と金額を選びます。

 期間内に目標額を達成すると事業は成立。プロジェクトオーナーは事業資金を得て、サポーターに金額に応じた返礼品などを送付します。

 これまでに十日町市で初のクラフトビール醸造所開設を目指した「妻有ビールプロジェクト」など六つのプロジェクトが目標額を集め、夢への一歩を踏み出しています。