糸魚川大火 写真特集

糸魚川市中心部の至る所で炎が上がり、黒い煙が日本海に向かって噴き出した。朝から強い南風が吹いた影響で、炎は密集した住宅や商店などに次々と燃え移った=12月22日午後2時すぎ(本社ヘリから)

 12月22日午前に糸魚川市中心部で発生した火災は、出火から約30時間後の23日夕方、ようやく鎮火した。

 街は彩りを失い、すすと灰に塗りつぶされた。焼け跡には焼け焦げた異臭が漂う。23日午後になってもあちこちから白い煙が上がり、消火作業が続いた。

 「自宅は無事なのか」「これからどうしたらいいのか」。住民は時折強い雨や風が吹きつける中、疲れた表情で崩れ落ちた建物を見詰めた。

出火4時間後

炎が迫る中、屋根に上って消火活動に当たる消防隊員。強風にあおられた炎は建物に次々と燃え移った=22日午後2時30分前、糸魚川市大町1

12時間半後

くすぶり続ける建物に放水する消防隊員。消火作業は市街地の至る所で夜を徹して続けられた=22日午後11時すぎ、糸魚川市大町付近

22時間後

現場を確認して回る消防隊員。建物が道路に崩れ落ち、赤地に白い文字の北越銀行糸魚川支店の看板もすすで読めない=23日午前8時30分すぎ、糸魚川市大町

24時間後

猛火は市内の老舗も次々襲った。写真中央付近は酒造会社「加賀の井酒造」。手前には老舗の日本料理店「鶴来家」があったが、姿をとどめないほど焼け落ちた=23日午前10時30分すぎ、糸魚川市大町2(本社ヘリから)

25時間半後

崩れ落ちた建物の前でたたずむ女性。市街地をのみ込んだ火は、思い出の詰まった住宅や店舗を一瞬にしてがれきに変えてしまった=23日正午前、糸魚川市本町

25時間半後

出火から丸1日以上たっても続く消火作業。国道8号を通る車に注意しながら建物に水を掛けていた=23日正午ごろ、糸魚川市本町