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2009年06月 アーカイブ

2009年06月01日

学校は通常通り―新潟市内

 米国から帰国した新潟市秋葉区の女子学生(21)が県内で初めて新型インフルエンザに感染したことが確認されてから初の登校日となった1日午前、同区の小中学校では、校長らが子どもたちに冷静に対応するように呼び掛け、通常の授業を行った。同日は衣替えも重なったが、マスク姿で通勤、通学する人は少なく、いつも通りの朝となった。
 同市教育委員会は感染を受け5月31日に、市立の全学校・幼稚園に、冷静な対応や休校措置が必要であれば、市長らに報告するよう通知した。
 秋葉区の新津第一中では1日、定例の全校集会が行われ、田原理(さとる)校長が感染発生を報告。これまで通り予防措置としてうがい、手洗いの徹底を呼び掛けた。新津第三小では全校集会でも特にインフルエンザには触れず、「市教委の指示に従って行動するだけ」と話した。
 市保健所に寄せられた電話相談は、同日午前10時までに50件。発熱やせきなどの症状に不安を訴える内容が多かったが、感染が疑われるケースはなかった。

2009年06月01日

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県内の濃厚接触者に症状なし

 新潟市と県は1日、県内で初めて新型インフルエンザに感染していることが確認された秋葉区の女子学生(21)の家族と乗合タクシーの同乗者、運転手計12人の濃厚接触者に電話で健康調査を行った。いずれも発熱やせきなどの症状は出ていない。電話による健康観察は5日まで行う。

 12人は自宅待機を要請されており、市と県は「体調に変化があれは、すぐに報告してもらうことになっている」としている。

 新潟市民病院に入院している女子学生の1日朝の体温は36・3度。その後の検温でも平熱で順調に回復しているという。

 また市保健所には同日、109件の相談があった。内容は発熱などの症状や、県内で感染が確認された報道を知って「PCR検査とは何か」「(診断に使う)迅速キットはどういうものか」といった相談も複数あった。

 女子学生は29日、留学中の米国から飛行機で成田空港に一時帰国。機内で発熱があったが、空港の検疫で新型インフル陰性だったため、空港から乗合タクシーで帰宅した。30日も発熱とせきの症状があったため、市保健所に電話相談。市急患診療センターで診察を受け、同日に新型インフルに感染していることが確認された。

2009年06月01日

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2009年06月05日

新型インフル患者が退院

 留学先の米国から帰国し、新型インフルエンザに感染していることが確認された新潟市秋葉区の女子学生(21)が5日、入院先の新潟市民病院を退院した。自宅待機を要請されていた濃厚接触者12人の健康観察期間も同日で終了し、いずれも健康状態に異常はなかった。
 女子学生は5月29日に帰国、30日に感染が確認され入院。6月1日に平熱に戻り、2日にはのどの痛みなどすべての症状が回復した。4、5の両日とも詳細検査(PCR)で陰性だった。
 濃厚接触者の12人は女子学生の家族のほか、成田空港から自宅に向かう乗合タクシーの同乗者と運転手ら。市は6日朝に健康状態を再確認した上で、自宅待機要請を解除する。
 篠田昭市長は5日の感染症対策本部会議で「海外からの帰国者が市内で発症するケースは今後も想定されるので、今回の対応を基本にしたい。インフルは今後収束し、秋以降再発することも考えられる。長期的な視点で対応したい」と話した。
 県内では同日までに62人がPCR検査を受けたが、女子学生を除き全員が陰性だった。

2009年06月05日

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2009年06月09日

妙高市が全世帯へマスク配布

 新型インフルエンザの予防啓発を目的に、妙高市は8日、医療用マスクの全戸配布を開始した。市職員が全世帯約1万戸を回り、各世帯10枚ずつ計10万枚のマスクを、19日までに配り終える。
 同市は5月、情報弱者とされる独居高齢者世帯など要援護世帯に対し、マスクと啓発用のチラシを配布。今回は残る世帯を対象に、マスクと手洗いやうがいを呼び掛けるチラシを配った。
 市は全国的に品薄状態にある医療用マスクの確保に奔走。確保できたため、全世帯への配布を始めた。同日からは新井地区を中心に、15日からは妙高高原・妙高地区で配布する。
 市職員280人は通常業務終了後、38班に分かれ、地図を片手に各世帯を訪問。「感染の予防に役立ててください」とマスクを配った。
 同市朝日町の40代の女性は「ありがたい。大切に保管します」と話していた。

2009年06月09日

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2009年06月16日

三条の男性が感染、県内2人目

 県は15日、三条市の20代の男性会社員が新型インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。県内での感染確認は2人目。男性は長岡赤十字病院に入院、発熱やせきがあるが容体は安定している。県は「感染が拡大する恐れは小さい」として休校やイベント自粛は要請しない。
 県によると、男性は8日から妻と新婚旅行でハワイに滞在し、14日午後1時半にノースウエスト航空29便で成田空港に帰国した。空港から乗合タクシーに乗り、関越道の上里サービスエリア(埼玉県)で降車。別のタクシーで三条市のJR東三条駅前に到着し、両親の車で同日夜、帰宅した。
 帰宅後に37・7度の熱が出て、15日午前、三条保健所に電話で相談。三条総合病院の迅速診断でA型陽性となり、県保健環境科学研究所の詳細検査(PCR)で新型インフル感染が確定した。
 男性は13日から吐き気やせきがあったが、発熱はなく、成田空港での検疫は受けなかった。
 妻はのどの痛みを訴えたが、迅速診断で陰性だった。2人とも同病院で治療薬タミフルを投与された後、いったん帰宅。検査結果を受け男性は長岡赤十字病院に入院した。両親と埼玉県からのタクシーの運転手に症状は出ていない。
 男性と妻、両親は帰宅前に三条市内の飲食店に立ち寄っていたが、近くに客はおらず、県は感染が広がった可能性は低いとみている。
 乗合タクシーの運転手1人と同乗者4人は長野県在住のため、同県に調査を依頼している。
 同研究所はPCRで午後6時15分に感染を確定。同4時半ごろに別の検査で一度感染の疑いが出たが、機械のトラブルで確認に手間取り、県の初動が遅れる原因となった。
 三条市は午後9時に国定勇人市長ら幹部11人が集まり、対策本部会議を開いた。その後の会見で、国定市長は「現時点で感染拡大の可能性は低いと判断している」と述べ、イベントなどの自粛措置は取らないとした。
 県内で最初の感染確認は5月30日、留学先の米国から前日に帰国した新潟市秋葉区の女子学生。

2009年06月16日

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2009年06月17日

三条市の感染男性、快方へ

 県は16日、県内で2人目の新型インフルエンザ感染が確認された三条市の男性会社員の容体について、せきはあるものの快方に向かっていると発表した。男性の妻や両親、男性が米国ハワイからの帰国後に成田空港から利用した乗合タクシーの同乗者ら濃厚接触者9人には同日現在、感染が疑われる症状はない。

 県によると、既に治療薬タミフルを投与されている男性と妻、ほかの濃厚接触者にも同日、念のためタミフルが投与された。

 また県の調査で、男性がハワイから帰国した14日に家族と立ち寄った三条市の飲食店内にいたのは、接客した店主1人と調理場の従業員1人、客3人の計5人だったことが判明。いずれも男性と長時間接触していないことも分かった。

 県は現時点で感染拡大の可能性は低いと判断し、16日は新型インフルエンザ対策本部会議は開かなかった。県は「正確な情報に基づき、うがい、手洗いなどの感染予防に努め、通常の生活を行ってほしい」と呼び掛けている。

2009年06月17日

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2009年06月22日

県内で人から人へ初の感染

 県は21日、東京都内から三条市に帰省中の10代の男子学生が新型インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。また学生の帰省後に行動を共にした同市の10代の女子短大生1人の感染も確認され、県内では初めて人から人への感染となった。

 さらに22日午前0時すぎ、ともに同市在住の40代女性会社員と20代男性会社員の感染が判明したことを明らかにした。これで県内の感染者は計6人となった。

 男子学生と女子短大生の容体は落ち着いており、ともに自宅療養している。女子短大生は学内の催しで短大生ら16人程度と接触しており、感染がさらに拡大する可能性がある。

 県は会社員2人については感染経路などを調べている。

2009年06月22日

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新潟青陵短大生は自宅待機

 三条市の10代の女子短大生が新型インフルエンザに感染したことが確認されてから一夜明けた22日午前、女子短大生が通う新潟市中央区の新潟青陵大学短期大学部はホームページ(HP)などで、全学生785人を対象に24日までの自宅待機を通知した。また20日に高校生向けに大学を説明するオープンキャンパスにこの女子学生が参加していたことから、市内外の高校に情報提供し、注意を呼び掛ける。
 同短大に隣接する新潟青陵大は通常通り授業を行うが、部活動は短大と合同のものもあり、3日間は自粛する。隣接する新潟青陵幼稚園は22日を休園とした。
 オープンキャンパスには、市内外の約60校から約300人の高校生らが訪れた。同大によると、感染した女子学生はスタッフとして、スタンプラリーのゴール地点で景品を手渡した。スタンプラリーには高校生約95人が参加。行動を共にした同短大生が16人いた。スタッフとして参加した同大大学生20人も自宅待機とした。
 22日朝、「緊急告知」と休校措置などを知らせる大きな紙が張られた校門では、職員が「大学生ですか。短大生ですか」と声を掛けるなど対応に追われた。
 通知を知らずに登校した同短大の2年生(19)は「100人ほどで講義する授業もあるし、もう感染していいるかもしれない」と漏らし、別の学生は「手洗いやうがいをしっかりしたい」と話し、帰宅した。
 同大新型インフルエンザ対策本部の村松公美子感染対策長は「自宅待機は大学の独自対応として決めた。(自宅待機の)3日間で感染者がさらに拡大すれば、期間延長なども考えたい」と話した。

2009年06月22日

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2009年06月23日

県内で新たに2人インフル感染

 県は22日、社員2人が新型インフルエンザに感染した三条市の会社で、新たに社員2人の感染を確認したと発表した。ともに同市在住の40代男性と30代女性で、容体は安定し、自宅療養している。県内の感染者は8人となった。
 同社で既に感染が判明している40代女性、20代男性と同様、17日に同社を訪問した東京の大学研究室に所属する男性からうつったとみられる。発熱があったことから県が22日に詳細検査(PCR)を実施、感染が確定した。
 男性の訪問時に応対し、濃厚接触者に該当した社員はほかに2人いたが、症状は出ていない。
 また、社内での40代女性や20代男性との濃厚接触者12人も症状はない。
 一方、21日に感染が確定した三条市の10代の新潟青陵短大生が20日のオープンキャンパスで行動を共にし、濃厚接触者となった短大生は17人で、県はうち13人について症状がないことを確認した。残り4人は確認中。

2009年06月23日

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新型インフルに園児など3人

 県は23日、村上市の30代の男性会社員と、長岡市の男子園児、南魚沼市に滞在中の50代の男性会社員の3人を新型インフルエンザ患者と確認したと発表した。県は同日夜、長岡市に対し、園児が通う保育園に24日から1週間程度の休業を要請するよう求めた。村上市の男性は社員約150人でオーストラリアへ旅行後に発症しており、集団感染となる可能性もある。
 3人とも海外で感染したとみられ、タミフルの投与で容体は安定、自宅療養している。県内の感染者は11人となった。
 村上市の男性は、県内に本社がある製造業の村上事業所に勤務。13~18日、社員旅行でオーストラリアのケアンズに滞在した。社員旅行には村上市以外の県内事業所からも参加しており、県は同社に対し、社員の健康状態の確認や感染の拡大防止策を取るよう要請した。
 長岡市の園児は17日、フィリピンへの家族旅行から帰国。19日に登園後発熱した。熱が下がり、22日に再度登園したが、夜になって再び発熱した。県は19、22の両日に接触した園児の人数など調査を急いでいる。県によると、保育園は事業所内保育施設。
 南魚沼市の男性は米ロサンゼルスに居住し、19日、同市の実家に帰省。家族や親せき、友人計22人と過ごした。帰省時に成田空港から上越新幹線を利用したが、4日後の23日まで発症していないことから、県は男性が車内で感染を広げた可能性は低いとしている。
 今のところ、今回感染が確認された3人の周辺で、症状を訴えている人はいないという。

2009年06月23日

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2009年06月24日

新型インフルで休園など長岡市対応

 フィリピンから帰国した長岡市の男子保育園児が新型インフルエンザに感染したことが確認されたことを受け、長岡市は24日朝、緊急の対策本部会議を開き、他の園児や保育士への感染拡大は認められていないことを確認した。男児の通う同市の事業所内保育施設は同日から26日までの休園を決めた。

 同市によると、保育施設では園児約20人と保育士、職員8人が男児に接触した可能性があるが、健康状況に異常のある人はいなかった。市は県の要請に応じ、同施設に1週間程度の休園を求めた。施設側は、土日と連続するため休園期間は3日間とし、園児がいる親約20人は事業所を欠勤させた。

 また、市内のほかの保育施設、幼稚園、学校は通常通り。イベントなども予定通り実施する。市では市民に冷静な行動と、うがい、手洗いの励行を呼び掛ける。

 森民夫市長は「感染が広がる可能性は少なく、この事業所と十分打ち合わせをしながら対応していきたい」と述べた。

 事業所の責任者は「保育施設の再開後も十分に健康観察を行い、責任を持って感染拡大を防ぎたい。園児の親たちがいないと人手が足りなくなるが、普段通り業務を行えるよう努力している」と話した。

2009年06月24日

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濃厚接触者3人の感染を確認

 県は24日、新型インフルエンザ感染が23日に確認された患者の濃厚接触者3人を、新たに患者と確認したと発表した。容体は安定し、自宅療養している。県内の感染者は14人となった。
 新たな患者のうち2人は、長岡市の男子園児の両親。もう1人は、南魚沼市に滞在中の男性会社員の親せきである同市の30代女性。いずれも23日夜に熱などの症状が出て、県が24日、詳細検査(PCR)を行った。
 30代女性の家族1人もPCRを受けたが、陰性となった。ほかに、23日に感染が確認された村上市の男性会社員とともにオーストラリアへの社員旅行に参加した同僚1人がPCRを受けたが、陰性だった。
 県によると、この会社は24、25の両日を休業とした。

2009年06月24日

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2009年06月25日

新潟青陵短大が授業を再開

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自宅待機が解け通学する短大生ら=25日午前8時30分ごろ、新潟市中央区の新潟青陵大学短期大学部前

 新潟青陵大学短期大学部(新潟市中央区)は25日、10代の女子学生1人の新型インフルエンザ感染を受け22日から実施していた全短大生の自宅待機を解除し、通常通りの授業を再開した。
 25日午前8時半ごろ、短大生らが徒歩や自転車などで続々と通学。マスクをしている姿はほとんど見られなかった。校門前でバスを降りた幼児教育学科の学生(19)は「校内に感染が広がらずほっとした」。同科の学生(18)は「勉強が遅れたら大変なので、(自宅待機が)長引かないでよかった」と話していた。
 同短大は、感染した女子学生と濃厚接触した17人は27日まで自宅待機を継続。感染した女子学生も自宅待機を続けている。山口雄三・同短大教務部長は「今後も学生の健康状態に注意し、毎朝の検温徹底を呼び掛けていきたい」と話している。

2009年06月25日

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2009年06月26日

新潟市東区の主婦が感染

 新潟市は25日、同市東区の60代主婦を新たに新型インフルエンザ患者と確認したと発表した。容体は安定しており、自宅で療養している。県内の感染者は15人になった。

 主婦は6月12~21日まで、県内に住む友人1人と団体ツアーでドイツ、フランス、スイスを旅行。21日に成田空港に到着し、成田エクスプレスと新幹線を乗り継いで午後8時半に帰宅した。

 24日朝からのどの痛みを訴え、37・5度の発熱があった。25日に市内の掛かり付け医で受診後、市保健所で検体を採取し、感染が確定した。主婦はタミフルを処方され、容体は安定しているという。

 発症1日前の23日以降に濃厚接触したのは家族7人。タミフルを予防投与し、電話で健康観察を実施する。旅行した友人に症状は出ていない。

2009年06月26日

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