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本県舞台 映画「ミッドナイト・バス」

2018年1月20日 県内先行上映
1月27日より有楽町スバル座ほか全国ロードショー

映画『ミッドナイト・バス』公式サイト http://midnightbus-movie.jp/

 

ストーリー

 主人公の高宮利一は、東京での過酷な仕事を辞め、故郷の新潟で長距離深夜バスの運転士として働く中年の男。

 ある夜、利一がいつもの東京発-新潟行のバスを発車させようとしたその時、滑り込むように乗車してきたのが、十六年前に離婚した妻・美雪だった。突然の、思いがけない再会。

 美雪は東京で新しい家庭を持ち、新潟に独り暮らしている病床の父親を見舞うところだった。

 美雪の疲れ果てた様子が気になる利一。利一には、美雪との間に怜司と彩菜という子どもがいる。

 利一が東京で定食屋を営む恋人・志穂との再婚を考えていた矢先、長男の怜司は東京での仕事を辞めて帰ってくる。

 娘の彩菜は、友人とルームシェアしながら、インターネットでマンガやグッズのウェブショップを立ち上げていたが、実現しそうな夢と、結婚の間で揺れていた。

 そして利一は、元妻の美雪が夫の浮気と身体の不調に悩み、幸せとはいえない結婚生活を送っていると知る。

 利一と美雪の離婚で一度ばらばらになった家族が、今、それぞれの問題を抱えて、故郷「新潟」に集まってくる。

 家族がもう一度前に進むために、どうすればいいのか─。

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 十六年という長い時を経て、やるせない現実と人生への不安が、再び、利一と美雪の心を近づけていく。

 利一とは違う場所で、美雪もまた、同じ分の歳月を生きていた。

 だけど、どんなに惹かれ合っても、一度分かれてしまった道は、もう二度と交わらないこともわかっている。

 この数ヶ月、志穂といた利一は美雪を思い、美雪といた利一は志穂を思った。

 利一には恋人の志穂が、美雪には夫とまだ幼い息子がいる──。

 奇跡のような再会から数ヶ月が過ぎ、小雪が舞う中を、美雪は利一に見送られ、東京行きの深夜バスに乗る。

 ひとりになった利一は、自分が今、人生のどこにいるのかと考える。

 それは、暗い昼かもしれないし、夜かもしれない。

 たとえ夜の中、先も見えない暗がりの中にいたとしても、利一はそんな夜をいくつも越えてきた。

 だから恐れずに進めばいい。走り続けたその先にはいつだって、きれいな朝が待っているはずだ。

 利一は願いをこめて、志穂の元へバスを走らせる。

 もう一度、明日へと、自分自身の人生を前に進ませるために─。

 

キャスト

原田泰造

原田泰造

高宮利一 役

山本未來

山本未來

加賀美雪 役

小西真奈美

小西真奈美

古井志穂 役

 

音楽

川井郁子

川井郁子(ヴァイオリニスト・作曲家)

<プロフィール>

香川県出身。東京芸術大学卒業。

現在、大阪芸術大学(芸術学部)教授。

国内外の主要オーケストラはじめ、世界的コンダクター、チョン・ミョンフンやテノール歌手ホセ・カレーラスなどと共演。ジャンルを超えて、ジプシーキングス等のポップス系アーティスト、バレエダンサー、ファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュアスケートの荒川静香らとも共演している。

作曲家としてもTV・CM・映画音楽等、幅広いジャンルで才能を発揮。

 

監督

竹下昌男

竹下昌男

<プロフィール>

1960年大分県生まれ。CF制作会社のプロダクション・マネージャーを経て、東陽一監督 『ジェラシー・ゲーム』でフリーの助監督となる。

その後、藤田敏八監督『リボルバー』(佐藤正午原作)、大林宣彦監督『彼女が結婚しない理由』、『はるか、ノスタルジィ』、『青春デンデケデケデケ』、原田眞人監督『バウンスkoGALS』、エドワード・ヤン監督がカンヌ国際映画祭監督賞を受賞した『ヤンヤン 夏の想い出』 など多数の作品に参加、助監督としてキャリアを積む。

1993年以降、『乳房』、『絆-きずな-』(東宝)、中島みゆき『夜会』ほか、主に根岸吉太郎監督に師事する。

2004年、長編デビュー作『ジャンプ』(原田泰造主演/シネカノン配給)が公開。

 

原作

伊吹有喜「ミッドナイト・バス」(文春文庫・刊)

<プロフィール>

伊吹有喜(いぶき ゆき)、1969年三重県出身。三重県立四日市高等学校を経て、中央大学法学部法律学科卒業。

出版社勤務、フリーライターを経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」より改題)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、小説家デビュー。

次作の「四十九日のレシピ」は、2011年NHKで連続ドラマ化され、2013年永作博美主演で映画化されている。

そして2014年、新潟を主な舞台にした本作『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞・第151回直木三十五賞の候補になる。

著書に「なでしこ物語」「オムライス日和」「今はちょっと、ついてないだけ」等。

 

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