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地域にこだわり 納得の越品

五頭山をモチーフにしたロールケーキ開発
WAYOGASHI ABE(阿賀野市) 阿部 忍さん(46)

阿部 忍さん
5種類そろった「おむすびロール」。
「新たな地域ブランドにしたい」と意気込む阿部忍さん=阿賀野市

 阿賀野市ならではの新たなお菓子を作りたい。苦労の末、完成したのは五頭山をモチーフにした三角形のロールケーキ。「おむすびロール」と名付けた新商品には、住民同士の新たな結び付き、そして「内と外」を結ぶきっかけとなりたいという意図も込めた。

 今回の商品開発は新潟三越伊勢丹と新潟博報堂が自治体や企業の地域ブランドづくりを支援する「NIIGATAみらいプロジェクト」との協働作業だ。元々、地域の新しい商品づくりを考えていた阿賀野市役所の依頼を受け、8月にスタートした。ビジュアルや味の方向性は新潟伊勢丹、ネーミングやパッケージ、商品コンセプトは新潟博報堂など、それぞれの強みを生かし、商品開発に取り組んだ。

「おむすびロール」は、越品として店頭に並んだ。
「形がユニーク」などと多くの人が買い求めた=11月、新潟市中央区の新潟伊勢丹

 県内の酪農発祥の地である同市をアピールしようと、特にこだわったのが、口当たりの良いバタークリームの開発だった。日持ちはするが、一般的に胃もたれしやすいバタークリームを改良するため、素材や製法を一から見直した。「熱したシロップとメレンゲを混ぜ、そこに無塩バターを入れる。空気を抱き込ませることで軽い口当たりになった」と胸を張る。

 どうすれば、より良い商品になるのか。無塩バターを混ぜるタイミングや甘さの調節、スポンジとクリームに使う地域の農産物の選択など、乗り越えなければいけない課題は多かった。2社のアドバイスの下、何度も試作を重ねた結果、「ようやく納得のいく味に仕上がった」という。

 「おむすびロール」は11月5日、同市のサントピアワールドで開催された「あがのわくわく産業フェア」でお披露目され、150個が完売した。また、優れた県産品を紹介する新潟三越伊勢丹の「NIIGATA越品(えっぴん)キャンペーン」にも登場。おむすびのノリをイメージしたかわいらしいパッケージがお客の目を引き、評判は上々だ。

 今後は、味のバリエーションをさらに広げていくのが夢だ。「お菓子を通し、自然豊かなこの地域の素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい」。地域活性化へ向けた情報発信はこれからも続く。

地域に根差した商品化を支援。 NIIGATAみらいプロジェクト

百貨店の新潟三越伊勢丹(新潟市中央区)と総合広告会社の新潟博報堂(同)が、県内企業や自治体の地域ブランドづくりの支援を目的に発足した。マーケティングや販売のノウハウなど両社が持つ強みを生かし、依頼元の企業や自治体に、市場調査や商品開発、プロモーション計画作成などのコンサルティングサービスを提供。開発商品は新潟三越伊勢丹の店舗やネットで販売するほか、同社の店舗以外でも商品に適した販路の開拓を支援する。

https://niigata-mirai.jp/