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新発田のダム内部、美しい残響音

 新発田市の内の倉ダムの内部で行う恒例のダムコンサートが28日、開かれた。ダム内の空洞という独特な雰囲気の会場で学生グループなどが出演。羽越水害発生から50年の節目に合わせた書き下ろし曲などを披露し、雄大な歌声と繊細な楽器の音色を響かせた。
 コンサートは市内の市民団体「ダムを奏でる会」が主催し16回目。内の倉ダムはダム内部に大きな空洞がある「中空重力式コンクリートダム」と呼ばれ、全国に13基しかない珍しい構造。この空間の音響を生かし、ダムの意義を伝えようとコンサートを開いている。
 このステージのために結成した、東京芸術大の学生らによるグループ「内の倉クワイアプロジェクト」は会場の残響効果を測定してテンポや間を工夫した無伴奏声楽曲を披露。羽越水害発生から50年に合わせて作曲したオリジナル曲「生命(いのち)の源に捧ぐ」では、生命と自然の雄大さを伸びやかな声で歌い上げ、集まった約80人の観衆を魅了した。
 プロジェクト代表で東京芸大大学院の田中克さん(22)は「このダムでの音楽をもっと多くの人に聞いてほしい。好きなダムで曲を披露でき、感無量」と喜んだ。

2017/10/31

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