動画コーナー

今こそ『帰国』実現を、新潟市で拉致県民集会

 新潟市で北朝鮮に拉致され15日で40年となった横田めぐみさん=失踪当時(13)=らの帰国を願う「忘れるな拉致 県民集会」が18日、同市中央区の市民芸術文化会館で開かれた。2年ぶりに出席した母早紀江さん(81)は「元気なうちに『めぐみちゃん』と迎えてあげたい」と切実な思いを訴えた。

 新潟日報社と県、新潟市が主催し、市民ら約830人が来場した。めぐみさんの父滋さん(85)は体調を考慮して欠席した。

 早紀江さんはトランプ米大統領との面会に触れ「今がチャンス。安倍(晋三)総理は平壌に行って、金正恩(キムジョンウン)(朝鮮労働党委員長)と話し合いをしてほしい」と声を振り絞った。めぐみさんの弟で家族会事務局長の拓也さん(49)は「世論が一枚岩にならないと拉致問題は進まない。国民一丸となって解決するべく力を貸してほしい」と協力を呼び掛けた。

 佐渡市の拉致被害者曽我ひとみさん(58)は母ミヨシさん=同(46)=の救出を求めた上で、北朝鮮で一緒に生活していためぐみさんについて「元気に日本に帰ってくることを誰よりも信じている」と願った。拉致の疑いがある特定失踪者大沢孝司さん=同(27)=の兄昭一さん(81)、中村三奈子さん=同(18)=の母クニさん(74)は拉致問題の全面解決を求めた。

 加藤勝信拉致問題担当相は「国際社会と連携を強化し、最優先課題として取り組む」と誓った。新潟日報社の小田敏三社長は主催者を代表し「拉致問題に対する怒りの声が北朝鮮に届き、動かす力になると信じている」とあいさつした。

 本社特別編集委員の伊豆見元・東京国際大教授は北朝鮮情勢について講演。新潟大アカペラサークル「MUSE」のミニコンサートでは、来場者と共に「翼をください」を合唱した。

2017/11/18

ニュース動画一覧

全国の動画ニュース