
高田瞽女のDVDの監修を担当した市川さん=28日、上越市大手町の市川さん宅
高田瞽女の記録映画がDVDに
高田瞽女(ごぜ)の1970年代当時の暮らしぶりや旅の様子を収録した記録映画「瞽女さんの唄が聞こえる」がこのほど、DVDとして商品化された。監修した上越市の児童文学者、市川信夫さんは「瞽女の生活文化を収めた映像は珍しい。多くの人に見てほしい」と喜んでいる。
放送作家の伊東喜雄さん(東京)が手掛けて昨年完成した記録映画は、71年に取材した伊東さんの映像資料が基になっている。その後、市川さんが会長を務める上越市の「高田瞽女の文化を保存・発信する会」が市内で上映会を開催。伊東さんの所属プロダクションが製作元となり、DVD化が実現した。
DVDは約80分間。前半には、2000年に亡くなった最後の高田瞽女、杉本シズさんら3人の共同生活や思い出話を収録。後半では「門付け唄(うた)」などの瞽女唄を字幕入りで紹介している。