
刈羽村生涯学習センター「ラピカ」開館10周年記念演劇の練習に励む出演者たち=18日、同村のラピカ
刈羽村の歴史を演劇で紹介
地元の児童ら本番に向け、稽古に熱
刈羽村生涯学習センター「ラピカ」の開館10周年を記念して来月、オリジナル演劇「砂の丘に生きる」が上演される。間近に迫った本番を前に、練習も大詰め。18日夜には出演者ら約30人が舞台の立ち位置やせりふを確認し、演技力を磨いた。
ラピカは1999年10月に開館。幅広い年代の村民が参加できる記念事業を手掛けようと昨年、柏崎演劇研究会の長井満代表に脚本と演出を依頼。オリジナル演劇の制作に着手した。
劇団「ラピカ」と名付け、公募などで集まった出演者は、同村と柏崎市の小学2年生から70歳代まで約30人。同村の舞踊や甚句、コーラスのグループ、同市西山町の劇団「西山かたくり一座」も参加し、裏方を含め総勢約130人がかかわる。
劇は江戸時代から現代までの同村の物語。石油産業の隆盛や村特産「砂丘桃」の歴史、東京電力柏崎刈羽原発の誘致や中越沖地震の被災などを紹介。村制50年記念事業で作られた村民歌や、各時代を象徴するスライドを交え、村の歴史と住民の思いを表現する。
18日は、出演者らが舞台上の動きやせりふを練習。出演する刈羽小4年の女の子(10)は「村の歴史がお客さんに伝わるように心を込めて演じたい」と笑顔で話した。ラピカの事務局長(62)は「これまで頑張ってきた村の姿を見てもらい、村の将来を考えるきっかけになれば」と力を込めた。
公演は、2月7日午後2時、ラピカで(当日無料整理券を配布)。14日午後2時は同市産業文化会館(公演券500円)。問い合わせはラピカ、0257(20)3100。