
大雪後の初めての週末、動かせなかった車を掘り出す市民=6日午前9時ごろ、新潟市中央区
冬型強まり山沿い中心に大雪
県内は6日午前、冬型の気圧配置が強まり、上中越の山沿いを中心に大雪となった。新潟地方気象台によると、午前11時までの24時間降雪量は津南町で78センチ。佐渡市両津で最大瞬間風速29・9メートルを観測したほか、海上は大しけ。高速道の通行止めやJRの遅れなど交通機関が乱れた。
24時間降雪量は湯沢町でも74センチ、妙高市関山で61センチなどを観測し、積雪は十日町市で299センチに達した。冷え込みも厳しく、最低気温は津南町で氷点下5・8度、新潟市中央区でも同2・5度となった。
妙高市杉野沢では午前8時すぎ、頸南バスの路線バスが県道で右折待ちをしていた乗用車に追突。乗客や乗用車の乗員にけがはなかった。事故当時、路面は凍結しており、妙高署はスリップが原因とみている。
新潟市中央区白山浦では連日の大雪で動かせなかった車を掘り出す市民の姿も。約20分かけてようやく車が動いたが、「雪の捨て場がないのが一番困る」と話していた。
新潟交通は午前11時現在、新潟市東区、江南区と中心部を結ぶ2路線の全区間と、5路線の一部区間で朝から運行を見合わせている。JRも同時刻現在、東日本新潟支社が除雪作業などのため、信越、羽越線など7線で111本を運休。西日本金沢支社は大糸線糸魚川―南小谷(長野県)間を終日運休するとした。また強風のため、北陸線10本が区間運休した。
新潟空港は除雪のため正午まで滑走路を全面閉鎖。国内線の発着便12便が欠航した。佐渡汽船も新潟―両津間のフェリー4便、ジェットフォイル全便の欠航を決めた。
7日は冬型の気圧配置が次第に緩み、雷を伴った雪が降るが、午後から曇りとなる見込み。同日午前9時までの予想降雪量は上中越の山沿いで最大90センチ、平野部で最大50センチ。下越は山沿いで最大50センチ、平野部で30センチ。