
数珠を回しながら無病息災を願った百万遍=7日、阿賀町両郷乙
大数珠回し、にぎやか「百万遍」
阿賀・高清水地区
大きな数珠を回し1年の無病息災を祈る伝統行事「百万遍」が7日、阿賀町高清水地区の寺で行われた。にぎやかな雰囲気の中、住民らは輪になって念仏を唱え、健康や開運など思い思いに願っていた。
会場の高水寺には約60人が集まった。住職による加持祈祷(きとう)などの後、懇親会でにぎやかになったころ、鐘と太鼓の合図で百万遍が開始された。参加者が車座になり数珠を回し始めると、次第に「わっしょい、わっしょい」と威勢がよくなり佳境に。誰となく「それ、お前だ」と目を付けた男女を皆で押さえ込んだ。
押さえられた人は、皆に選ばれて運がいいとされているが、手荒い儀式に本堂は、童心に帰ったような笑いと歓声に包まれた。同地区の斎藤友安区長(70)は「百万遍は冬場の楽しみ。絶やさないで続けていきたい」と、にこやかに話していた。