
「南区防災メール」のサンプル画面=新潟市南区
緊急情報をメール配信・新潟市南区
新潟市南区は、区内で発生した災害や避難情報などを携帯電話やパソコンにメール配信する「南区防災メール」の運用を始めた。区に特化した防災メールは、市内では初めての取り組み。昨年7月の記録的豪雨を教訓に緊急時の情報伝達手段を増やすため、災害時に閉鎖された道の迂回(うかい)路など身近な情報を知らせていく。住民に登録を呼び掛けている。
配信するのは、南区内の避難準備情報、避難指示・勧告、避難所開設、震度4以上の地震などの情報。同様の情報を配信している新潟市の「にいがた防災メール」と異なる点は「補足情報を重視する」こと。「橋の通行止めの場合は、事実だけではなく、迂回路も説明する」(担当者)ことで、非常時の混乱を最小限に食い止める狙いがある。
また、啓発情報も月1回送信。区内の防災訓練の日程や「避難準備情報」といった防災用語の意味を伝え、普段からの防災意識も高める予定だ。
南区は中ノ口川と信濃川が流れ、昨夏の豪雨では、河川敷などを中心に大きな被害が出た。避難指示・勧告や橋の通行止めなどが相次ぎ、住民が混乱。情報提供不足を指摘する声が出ていた。
南区総務課の関根律課長は「大地震時などは電話よりも、メールが有効な伝達手段になる。身近な情報を流していくので、ぜひ登録してほしい」と話している。
登録は無料。somu.s@city.niigata.lg.jpにメールを送る。件名に「南区防災メール登録」、本文に(1)自治会、町内会名(2)氏名(3)連絡先の電話番号-を入力する。
問い合わせは同課安心安全係、025(372)6431。