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自由な気風 「新潟日報」で記者活動を

新潟日報本社ニュースセンター2階の編集局フロア 毎日未明まで紙面づくりが続く。
▲新潟日報本社ニュースセンター2階の編集局フロア 毎日未明まで紙面づくりが続く。

 時代の息吹を、潮流を、しっかりと伝えたい−。「自由・独立」の社是が象徴するように、新潟日報の編集局の空気は堅苦しくありません。県紙として県民読者に寄り添いながら、正確で、明日の指針となる情報を少しでも早く届けるためには、先輩、後輩の隔てなく「充実した紙面」という目標に向かって論議できる「社内の言論の自由」が大切だからです。何よりも、一人ひとりのチャレンジ精神が必要です。新聞記者になるのに特別なパスポートは不要です。手書きの原稿からパソコンに、フィルムからデジタルに…。新聞の製作工程がIT化されても、ニュースをつかみ取るのは、あなたです。好奇心に満ち、社会の不正に立ち向かう気概を持ったあなたに期待します。あなたも新潟日報で「ニュースハンター」になりませんか。

 編集局は新聞社の駆動輪です。一線で取材活動をする記者(外勤)と、情報を実際に紙面化する記者(内勤)に大きく分かれます。内外勤が一体となって拉致問題や中越地震、中越沖地震からの復興といった県民の関心が高い大きなテーマを粘り強く報道しています。 中越沖地震による原発被災の問題を追及した2007−08年の長期企画「揺らぐ安全神話−柏崎刈羽原発」は高い評価を受け、08年度の新聞協会賞を受賞しました。新潟日報の新聞協会賞受賞は拉致問題解決を訴えたキャンペーン企画などに続いて4回目となります。08−09年は「朱鷺の国から」をテーマに長期企画を展開し、佐渡の空に放たれたトキという生命を追い続けるとともに、トキを通して環境問題などを深く掘り下げて報道しています。

新潟スタジアム・ビッグスワンでのアルビレックス新潟の選手・サポーターが一体となっての試合=2006年3月
▲新潟スタジアム・ビッグスワンでのアルビレックス新潟の選手・サポーターが一体となっての試合

 取材部門の最前線である報道部は、事件・事故や裁判を担当する「司法」、政令市の動きをウオッチする「市政」、事件から街の話題まで何でもこなす「フリー」という3つのセクションがある軟派(社会部系)、県内の政治・行政や衆参院選、知事選など各種選挙を担当する「県政」、金融・地場産業や新製品の動向から農政・農業の現場までをマークする「経済・農政」の2つのセクションがある硬派(政治経済部系)からなっています。まさにニュースハンターとなって日夜、街を駆け回っているのが報道部の記者たちです。

 運動部も日々活躍しています。アルビレックス新潟が躍動するサッカーJ1やプロバスケットボール「bjリーグ」、さらに07年に開幕した野球の独立リーグ「BCリーグ」での本県チームの戦いは全試合を詳報。オリンピックなど海外のスポーツイベントにも記者を派遣して県人選手に密着、きめ細かく伝えています。高校、中学生を中心とした各種スポーツ、全国レベルのスキーなども夏冬問わず報じています。

 取材部門には生ニュースを追う報道部、運動部のほかに、文化、教育、芸能、娯楽、家庭、レジャーなどを担当する学芸部があります。ニュースの背後にある現象を掘り起こし、時代を照射してみせるフィーチャー記事の重要性は増すばかりです。08年には長期企画として「すみか」を展開。衣食住の「住」にスポットを当てながら、現代人にとっての「すみか」の意味などを深く探り、大きな反響を呼んでいます。

 編集局には、一線記者のニュースのほか、海外や全国の記事が共同通信や時事通信からオンラインで休むことなく入ってきます。これらを新聞紙面にまとめ上げる−それが報道・学芸デスクを含めた内勤記者による地味なように見えて重要でダイナミックな仕事です。

 記事は幾重もの関門を通ります。まず取材部門のデスクでチェックされた原稿は、編集局のニュースの交差点であり最終関門となる整理部に集まります。ここから紙面編集作業が始まります。限りある紙面、迫る降版時間(締め切り時間)との勝負です。ニュースデスクが価値判断をしながら、記事を取捨選択します。政治、社会、経済、国際などの面担当デスクや記者が受け、どの記事をどう盛りつけるか決めていきます。分かりやすいカットは?見出しは? 試行錯誤を繰り返しながらのレイアウト作業。いわばニュースの「調理人」が整理記者なのです。

 こうした編集局の各部は、国内外の多くの新聞社とも連携、提携して記事交換や記者交流をしています。環日本海報道では中国、ロシア、韓国の提携紙10社と記事交換しており、それを通して紙面は年々厚みを増し、高い評価を得ています。経済成長が注目され、環境問題が問われる中国など環日本海諸国を中心にグローバルな視点で報道しています。国内では北海道新聞、河北新報、東京新聞、中日新聞、神戸新聞、中国新聞、西日本新聞の有力7紙と08年からオンラインで記事交換できるシステムがスタート。本紙の原発報道などが各紙に掲載されています。北から南までの7紙と新潟日報を合わせた発行部数は約800万部。ネットワークを生かして国内の隅々まで情報を発信しているのです。

 常に進化し続ける新潟日報社は、若いあなたの挑戦を待っています。

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