にいがた鉄もの語り

ニヒガタ鉄道写真カン

ニヒガタ鉄道写真カン

 このコーナーでは、新潟日報社が所蔵する写真データベースから、よりすぐりの鉄道写真をテーマ別に紹介しています。

 8月からの新シリーズは、廃線となった「赤谷線」の懐かしい風景を取り上げます。

 赤谷線は1925年の11月20日に、新発田と、山間部の赤谷を結ぶ鉄道として開業しました。

 もともとは赤谷の鉱山から鉄鉱石を運ぶ貨物線として敷設されたものですが、鉄鋼業界の不況から線路は放置されたままになっていました。

 地元が熱心に運動した結果、旅客・貨物の営業運転にこぎ着けました。

 1941年には赤谷鉱山の生産が始まり、線路は東赤谷まで延長されました。

 鉱山会社の企業城下町として沿線は活況を呈しますが、鉱山の閉山や、それに伴う人口減少で鉄道営業は赤字が続きます。

 そして1984年3月31日、赤谷線はおよそ60年の歴史に終止符を打ちました。

 廃線から33年が過ぎ、若い人たちには「そんな鉄道があったの?」という人もいるでしょう。

 しかし、山あいの風景の中を走る蒸気機関車やディーゼルカーの姿が忘れられないという方も多いようです。

 では、古いアルバムのページをめくりながら、赤谷線の旅へ。