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兼続ゆかり直峰城、住民ら遊歩道整備

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「直峰城」で、老朽化した木製階段などを修繕する地元の人たち=30日、上越市安塚区

 上越市安塚区にある、直江兼続(なおえ・かねつぐ)ゆかりの史跡「直峰城(のうみねじょう)」で30日、地元住民らが遊歩道を整備し、植樹した。同史跡では本年度、NHK大河ドラマ「天地人」の放送を前に、来訪者が例年の3倍以上の500人に上っている。地元の人たちは観光客が安全に見学できるようにと作業し、訪れる人がさらに増えることを期待していた。

 直峰城は、同区の中心部が見下ろせる「城山(じょうやま)」にあった。築城時期は不明だが、南北朝時代にも利用されていた山城。上杉謙信の死後に景勝と景虎が跡目争いをした「御館(おたて)の乱」の際、兼続の父、樋口兼豊が功績を認められて城主を務めたとされる。

 整備活動には、同区の地元住民でつくる「直峰城趾(し)保存会」(日下部進会長)を中心に、県建設業協会安塚支部や同区総合事務所などから約60人が参加。資材は県や同市などが現物支給した。

 参加者は、山頂に続く遊歩道の急斜面にある木製階段と、駐車場の土留めを新しいものに取り換えた。また、スギの植樹や間伐をして周辺の森林の景観を整えた。

 同保存会はこれまでも年に数回、歩道や山頂の草刈りといった活動を続けてきた。ことしは市民からの寄付を得て直峰城をPRするのぼり旗を約200本作った。

 日下部会長は「地元の力だけでは活動に限界があり、大勢の人に協力してもらってありがたい。来年は大勢の人から直峰城を訪れてもらいたい」と話している。

2008年11月01日

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