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火坂雅志さん 「落水の会見」を熱く解説

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「米沢で財政が厳しい上杉家を立て直した兼続の地道な姿が大好きだ」と語る火坂さん=10日、糸魚川市の市民会館

 2009年のNHK大河ドラマの原作「天地人」の作者、火坂雅志さんの講演会(新潟日報社など主催)が10日夜、糸魚川市一の宮1の市民会館で開かれた。火坂さんは、直江兼続(なおえ・かねつぐ)の生涯や同市で行われたとされる「落水の会見」について熱く語った。

 戦国時代、上杉謙信が掲げた義について、火坂さんは「私利私欲ではなく、人との信義を大切にして公のために何ができるか考えること」と語った。さらに、殖産興業に取り組み、戦国武将一の経済力を持っていたと紹介し、それを継承したのが直江兼続と説明した。

 「落水の会見」は、兼続と盟友になる石田三成との初対面の場として描かれた。会見には諸説あるが、火坂さんは「小説は面白い方がいい」と採用理由を明かした。

 「現在は偽の時代になった」と火坂さん。天地人を通し、「日本人にもう一度、義を思い出してもらうきっかけにしてほしい」と語った。一方、大河ドラマで兼続を演じる妻夫木聡(つまぶき・さとし)さんについては「優しさとりりしさを持ち、映画で見て、兼続が歩いていると思った」と褒めた。また「出演者全員が主役級の役者で、大河の歴史で一番豪華。1年間楽しんでほしい」と語った。

2008年12月12日

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