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和菓子の兼続登場、職人技光る

丹精込めて作った直江兼続とお船の和菓子人形を見つめる成田昭一さん=村上市小国町

丹精込めて作った直江兼続とお船の和菓子人形を見つめる成田昭一さん=村上市小国町

 村上市中心部で開催中の「町屋の人形さま巡り」にこのほど、和菓子の材料で作られた直江兼続とお船の人形が登場した。和菓子とは思えない、細部までこだわった職人技が訪れる人たちを楽しませている。

 同市片町の和菓子店「成田屋」が盛り上げに一役買おうと、同市小国町の空き店舗を利用して8年前から毎年新作を展示している。一級和菓子技能士の資格を持つ同店店主の成田昭一さん(71)が約1カ月前から準備した。

 地元の歴史研究サークルに所属し、これまでにも卑弥呼や源義経など歴史上の人物を作ってきた成田さん。ことしは大河ドラマ「天地人」の主役で、県北の武将とのかかわりも深かった兼続を題材に選んだ。

 もち米の粉末や砂糖を約30キロ使ったという大作で、動きを表現するため、薄くした着物や細い指先に特に苦労したという。「何度も割れたり、気に入らなかったりして作り直した」と振り返る。

 成田さんは「何年作っても思うようにいかないが、楽しみにしてくれている人もいる。兼続、お船人形で少しでも町がにぎやかになってくれればうれしい」と作品を眺めて話していた。

 町屋の人形さま巡りは4月3日まで。

2009年03月10日

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