
巣の外に卵を捨てるトキ=26日、佐渡市(環境省提供)
放鳥トキ、卵1個捨てる
環境省は26日、佐渡市で放鳥され、卵を温めているトキが卵1個を巣から捨てたと発表した。22日に続き2個目。このペアが計3個を産んだことがこれまでのモニタリング(生態観察)で分かっており、巣に残るのは1個になった。
環境省によると同日夕、雄がくちばしで卵を転がすようにした後、巣の外へ捨てた。その後、雄が1個を温めているのを確認したという。卵が無精卵か、途中で発育が止まった有精卵だったため、親鳥が捨てた可能性がある。
鳥類の生態に詳しい山階鳥類研究所の尾崎清明・保全研究室長は「卵が割れるなど何らかの異常があり、捨てたのではないか」とみている。