
9日にカラスが来た後、トキの巣から捨てられた卵の殻=佐渡市(環境省提供)
ふ化予定のペアが卵捨てる
巣にカラス、ふ化は絶望的
環境省は9日、目視で卵は確認できないが産卵した可能性が高いとしていた放鳥トキのペアの雄が、卵1個を巣から捨てたと発表した。同省は、この卵が無精卵か発育中止卵だったとみている。また、卵を捨てる前にはカラスがこの巣の中をつついていたことから、同省は「巣にまだ卵が残っていたとしても、ふ化する可能性はほとんどなくなった」と話している。
このペアは2008年放鳥の4歳の雄と09年放鳥の1歳の雌。順調にいけば9日にもふ化が期待されていたが、2日ごろから雌が巣にあまり戻らなくなっていた。
(動画はhttp://www.niigata-nippo.co.jp/movie/で公開しています)