放鳥トキ、今季の繁殖終了
環境省は17日、佐渡市で放鳥されたトキについて、今季の自然下での繁殖はなくなったと発表した。最後まで営巣が確認されていたペア2組が巣を離れ、別のトキと行動を始めるなどの変化が見られたため。今季は6組のペアができ、そのうち4組が産卵に進んだが、期待された2世誕生はかなわなかった。
同省によると、最後まで営巣していた2組は2歳雄と3歳雌のペアと、3歳雄と2歳雌のペア。いずれも卵は確認されなかったが、5月下旬まで愛情表現の擬交尾をする様子などが見られていた。今月上旬から巣を離れる回数が増え始め、最近は巣に近づかなくなったという。