
トキの先導役として順化ケージに放されたアイガモ=20日、佐渡市新穂正明寺
トキの先導役にアイガモ
佐渡トキ保護センター(佐渡市)などは20日、同センター野生復帰ステーションの順化ケージにアイガモ4羽を放した。9月には3次放鳥が予定され、ケージの出入り口を開ける際に「先にケージから出るなどしてトキの警戒心を和らげる」(同センター)先導役として期待している。
アイガモの順化ケージでの飼育は、3次放鳥候補となる複数羽のトキが2月にもケージに移されるのを前に実施。アイガモは雄1羽と雌3羽で、近所の農家から譲り受けた。ケージに放されると、池に飛び込んだり、歩き回ったりと元気な様子だった。
アイガモが選ばれたのは、人に慣れやすいことや空を飛べず放鳥後もどこかに行ってしまう心配が少ないため。3次放鳥では先導役が期待されるが、ケージ内の雑草を食べたり、夜目が利くため天敵が侵入した際に危険を知らせたりする役目も担うという。