
営巣行動が確認されたトキのペア。下にある枝の固まりは巣とみられる=19日、佐渡市(環境省提供)
トキ2組の営巣行動を確認
環境省は21日、佐渡市で放鳥トキのペア2組が、巣作りのために枝を運ぶ「営巣行動」をしていると発表した。2008年の放鳥開始以来、ペアの営巣行動が確認されたのは初めて。産卵まで進めば、自然下では野生のトキが存在していた1979年以来31年ぶりとなる。1組は巣も確認されており、野生での繁殖に期待が高まっている。
いずれも2次放鳥の雄(3歳)と雌(1歳)のペアは14日ごろから、山の斜面に生えた木の上に、小枝を運ぶ様子が観察されている。巣そのものは確認されていないが、既に作っている可能性が高いという。
もう1組は、1次放鳥の雄(3歳)と2次放鳥の雌(1歳)のペア。17日ごろから枝を運ぶ姿が見られている。このペアは、木の上に巣とみられるものが確認されている。