
佐渡市に戻り、個体番号9番の雄と一緒に飛ぶ13番の雌(左)=22日、同市両津地区(環境省提供)
放鳥雌トキ、長距離移動相次ぐ
環境省は23日、富山県黒部市にいた雌のトキ(個体番号4番)が約140キロ離れた福井県北部のあわら市で22日に確認されたと発表した。放鳥トキが飛来した中で最も西。また同日、佐渡市で観察されていた雌(同3番)が糸魚川市で、長岡市で見られていた雌(同13番)が佐渡市でそれぞれ確認され、雌の大きな移動が相次いでいる。
福井県に飛んだ4番は21日午後6時半ごろ、黒部市でねぐら入りする際にカラスに追われ、海の方向に飛び去るのを地元のボランティアモニターが目撃。丸1日たった22日午後7時半前に衛星利用測位システム(GPS)の情報であわら市にいることが分かった。4番は昨年5月以降、黒部市に居付いていた。