羽ばたけトキ

現在のトキの生息状況は?

 学名ニッポニア・ニッポンのトキは、かつて国境など関係なく東アジアの空に羽を広げていました。復活のいま、その翼が再びアジアを結ぼうとしています。

 現在の生息地は日本、中国、韓国。3カ国合わせて1300羽ほどです。

 日本では2003年に野生種が絶滅。現在の約140羽(2010年現在)はすべて、中国から贈呈されたトキの子孫です。放鳥されたトキ以外は、佐渡市の佐渡トキ保護センターと野生復帰ステーションのほか、石川県能美市のいしかわ動物園、東京都の多摩動物公園で分散飼育されています。長岡市や島根県出雲市でも分散飼育されることが決まっています。

 野生、飼育とも世界で最も多くのトキがいるのは中国。約600羽が陝西省や北京市で飼育されているほか、同省洋県を中心に野生に500~600羽います。民家の軒先に姿を現すこともあるといいます。

 1979年の目撃を最後にトキがいなくなった韓国には2008年10月、中国からペア1組が贈られました。移送はチャーター機のビジネスクラス。機内放送は「音に敏感な国賓トキのため、放送ボリュームを下げる」とアナウンスし、空港から警察が先導する“VIP待遇”でした。

放鳥トキ 子育てライブ(環境省提供)
2012年4月22日、佐渡島内で確認されたヒナは、順調に成長すれば、ふ化から約40日後の5月下旬には巣立ちの時期を迎えます。
※ライブ映像は24時間配信していますが、屋外が暗い時間帯には映像が映りません。

トキってどんな鳥?

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