川崎病患者、1万6千人を超える
15年に過去最多、16年は微減

 乳幼児に多く、心臓の後遺症の恐れがある「川崎病」の患者が、2015年に初めて1万6千人を超え、過去最多となったことが30日、NPO法人「日本川崎病研究センター」(東京)の全国調査で分かった。1990年ごろから増加傾向だが、理由は分かっていない。15年の患者数は1万6323人で、16年はやや減少し、センターは「推移を注視する必要がある」としている。

 川崎病は主に4歳以下の乳幼児がかかる。全身の血管に炎症が起き、高熱や発疹などの症状が出る。後遺症として心臓の冠動脈にこぶができ、心筋梗塞のリスクが増すこともある。