一家殺害「悲しみ消えない」
事件から18年で追悼集会

 2000年12月に東京都世田谷区で一家4人が殺害された事件の発生から18年となるのを前に、被害者の宮沢泰子さん=当時(41)=の姉で絵本作家の入江杏さん(61)が9日、都内で「ミシュカの森」と題した追悼集会を開き、「悲しみは決して解消されるものではない」と語った。

 入江さんは講演で自身の体験を話し「この季節になると胸が痛む」「事件解決を祈らない日はない」と胸の内を明かした。集会には臨床心理士の東畑開人氏も参加し、心のケアについて「その人の日常を支えるのがケア。ありふれたものを守ることが大切」と述べた。

 集会は22日にも上智大(東京都千代田区)で開かれる。

【社会・科学】