京王観光、JR券不正07年から
電鉄子会社、観光庁に報告

 京王電鉄の子会社「京王観光」が取り扱う団体旅行でJRの乗車料金を支払わない不正を繰り返していた問題で、京王観光が「不正は2007年から行っていた」と観光庁に報告していることが11日、同庁への取材で分かった。観光庁は、不正の方法や金額など詳細な事実関係の報告やJR各社からの賠償請求があった場合、応じるよう指示している。

 京王電鉄やJR各社によると、京王観光の支店に置かれたJR乗車券の発券端末を悪用したとみられ、昨年6月に京王観光の社内調査で発覚した。同社は組織的不正だと認めている。

 石井国交相は11日、「旅行会社としての信頼を損なう重大な問題」と述べた。

【社会・科学】