公務員定年延長法案、提出見送り
政府、優遇批判回避

 政府は、国家公務員の定年を60歳から65歳へ段階的に引き上げようと検討してきた国家公務員法などの改正案について、28日召集の通常国会への提出を見送る方針を固めた。4月の統一地方選と夏の参院選が重なる選挙イヤー。定年が延びる分の人件費に税金が充てられるため、野党から「公務員優遇」との批判を招きかねないと判断した。政府筋が19日明らかにした。

 提出時期は参院選後に再検討する。政府筋は「参院選を重視する首相官邸が、世論の批判を受けるリスクをできる限り避けたいと考えたのだろう」と語った。

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